2022年は、コロナ禍からの回復傾向が見られた一年でした。特に洋画は、話題作が続々と公開され、映画ファンを魅了しました。その中でも、トム・クルーズ主演の「トップガンマーヴェリック」が圧倒的な強さを見せ、135億円という驚異的な興行収入を記録しました。今回は、2022年に日本で公開された洋画の中から、興行収入上位10作品をランキング形式でご紹介します。あらすじや出演者、スタッフ情報も交えてお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
第1位:「トップガン マーヴェリック」(興行収入 135億円)
トム・クルーズ主演の大ヒット作「トップガン」の続編。最新鋭の戦闘機パイロットたちの活躍と、人間ドラマが絶妙に絡み合う物語が展開します。
スタッフ
- 監督:ジョセフ・コシンスキー
- 脚本:エーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー
- 音楽:ハンス・ジマー、ハロルド・ファルタメイヤー、レディー・ガガ
キャスト
- ピート・”マーヴェリック”・ミッチェル:トム・クルーズ
- ブラッドリー・”ルースター”・ブラッドショー:マイルズ・テラー
- ペニー・ベンジャミン:ジェニファー・コネリー
- トム・”アイスマン”・カザンスキー:ヴァル・キルマー
第2位:「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(興行収入 63.2億円)
「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作。恐竜たちが人間社会に解き放たれ、人類との共存を模索する姿が描かれます。
スタッフ
- 監督:コリン・トレヴォロウ
- 脚本:エミリー・カーマイケル、コリン・トレヴォロウ
- 音楽:マイケル・ジアッキーノ
キャスト
- オーウェン・グレイディ:クリス・プラット
- クレア・ディアリング:ブライス・ダラス・ハワード
- イーライ・サトラー:ローラ・ダーン
- アラン・グラント:サム・ニール
- イアン・マルコム:ジェフ・ゴールドブラム
第3位:「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(興行収入 46億円)
「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品。魔法動物学者ニュート・スキャマンダーと、若きダンブルドアの活躍が描かれます。
スタッフ
- 監督:デヴィッド・イェーツ
- 脚本:J・K・ローリング、スティーヴ・クローヴス
- 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト
- ニュート・スキャマンダー:エディ・レッドメイン
- アルバス・ダンブルドア:ジュード・ロウ
- ゲラート・グリンデルバルド:マッツ・ミケルセン
- ジェイコブ・コワルスキー:ダン・フォグラー
第4位:「ミニオンズ フィーバー」(興行収入 44.4億円)
大ヒットアニメ「怪盗グルーの月泥棒」のスピンオフシリーズ第2弾。ミニオンたちの新たなドタバタ劇が繰り広げられます。
スタッフ
- 監督:カイル・バルダ
- 脚本:マシュー・フォーゲル、ブライアン・リンチ
- 音楽:ヘイター・ペレイラ
キャスト(日本語吹替版)
- グルー:笹野高史
- ケビン・スチュアート・ボブ:高木渉
- オットー:トム・ケニー
- ワイルド・ネックレス:大塚明夫
第5位:「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(興行収入 42.5億円)
マーベル・シネマティック・ユニバースのスパイダーマンシリーズ第3弾。ピーター・パーカーの正体が世界中に暴露され、過去のスパイダーマンたちとの出会いが描かれます。
スタッフ
- 監督:ジョン・ワッツ
- 脚本:クリス・マッケナ、エリック・サマーズ
- 音楽:マイケル・ジアッキーノ
キャスト
- ピーター・パーカー/スパイダーマン:トム・ホランド
- ミシェル・”MJ”・ジョーンズ:ゼンデイヤ
- ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
- ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン:ウィレム・デフォー
第6位:「SING シング ネクストステージ」(興行収入 33.1億円)
歌とダンスが自慢の動物たちが繰り広げる音楽コメディアニメの続編。新たな仲間を迎えて、より大きなステージに挑みます。
スタッフ
- 監督:ガース・ジェニングス
- 脚本:ガース・ジェニングス
- 音楽:ジョビー・タルボット
キャスト(日本語吹替版)
- バスター・ムーン:内村光良
- ロジータ:MISIA
- ミーナ:安斉かれん
- ジョニー:笠原竜司
第7位:「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」(興行収入 21.6億円)
マーベル・シネマティック・ユニバースの人気キャラクター、ドクター・ストレンジの単独映画第2弾。複数の並行宇宙を舞台に、驚異的なアクションと謎が展開します。
スタッフ
- 監督:サム・ライミ
- 脚本:マイケル・ウォルドロン
- 音楽:ダニー・エルフマン
キャスト
- ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
- ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ:エリザベス・オルセン
- アメリカ・チャベス:ソチル・ゴメス
- ウォン:ベネディクト・ウォン
第8位:「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(興行収入 19.1億円)
トム・ハーディ主演の「ヴェノム」シリーズ第2弾。人間の身体に寄生する生命体シンビオートの戦いが、より過激に描かれます。
スタッフ
- 監督:アンディ・サーキス
- 脚本:ケリー・マーセル
- 音楽:マルコ・ベルトラミ
キャスト
- エディ・ブロック/ヴェノム:トム・ハーディ
- クレタス・カサディ/カーネイジ:ウディ・ハレルソン
- アン・ウェイング:ミシェル・ウィリアムズ
- シュリーク:ナオミ・ハリス
第9位:「マトリックス レザレクションズ」(興行収入 14億円)
「マトリックス」シリーズの最新作。人工知能に支配された近未来を舞台に、ネオとトリニティの新たな戦いが繰り広げられます。
スタッフ
- 監督:ラナ・ウォシャウスキー
- 脚本:ラナ・ウォシャウスキー、デヴィッド・ミッチェル、アレクサンダー・ヘモン
- 音楽:ジョニー・クリモ、トム・タイクワー
キャスト
- ネオ:キアヌ・リーブス
- トリニティ:キャリー=アン・モス
- モーフィアス:ヤヤ・アブドゥル=マティーンII
- スミス:ジョナサン・グロフ
第10位(同率):「ソー ラブ&サンダー」(興行収入 13.5億円)
マーベル・シネマティック・ユニバースのソーシリーズ第4弾。ソーとマイティ・ソーの活躍が描かれます。
スタッフ
- 監督:タイカ・ワイティティ
- 脚本:タイカ・ワイティティ、ジェニファー・ケイティン・ロビンソン
- 音楽:マイケル・ジアッキーノ
キャスト
- ソー:クリス・ヘムズワース
- ジェーン・フォスター/マイティ・ソー:ナタリー・ポートマン
- ゴア・ザ・ゴッドブッチャー:クリスチャン・ベール
- ヴァルキリー:テッサ・トンプソン
第10位(同率):「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」(興行収入 13~14億円)
マーベル・シネマティック・ユニバースの人気シリーズ「ブラックパンサー」の続編。主演俳優チャドウィック・ボーズマンの急逝を受け、新たな物語が紡がれます。
スタッフ
- 監督:ライアン・クーグラー
- 脚本:ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
- 音楽:ルートヴィヒ・ヨランソン
キャスト
- シュリ:レティーシャ・ライト
- ナキア:ルピタ・ニョンゴ
- オコエ:ダナイ・グリラ
- エヴェレット・ロス:マーティン・フリーマン
- ナモール:テノッチ・ウエルタ
まとめ
2022年の洋画興行収入ランキングを振り返ると、アクション大作や人気シリーズの新作が上位を占める結果となりました。特に「トップガンマーヴェリック」は、公開から長期にわたって高い人気を維持し、日本でも社会現象となるほどの大ヒットを記録しました。
また、「ジュラシック・ワールド」や「ファンタスティック・ビースト」、マーベル作品など、シリーズものの根強い人気も目立ちました。これらの作品は、ファンの期待に応える完成度の高さが評価されたと言えるでしょう。
一方で、「ミニオンズ」や「SING」といったアニメーション作品も健闘。コロナ禍で家族で楽しめる作品が求められる中、その需要に応えた形となりました。
2022年は、パンデミックからの回復傾向が見られた一年でしたが、その中でも多様なジャンルの作品がバランスよく人気を博したのが特徴的でした。2023年以降も、ハリウッドの強さと底力を感じさせる作品が続々と公開されることでしょう。次はどんな作品が私たちを楽しませ、感動させてくれるのか。世界中の映画ファンとともに、新たな傑作の誕生を待ち望みたいと思います。