2020年は新型コロナウイルスの影響で映画業界も大きな打撃を受けましたが、そんな中でも多くの話題作が公開され、日本映画は底力を見せつけました。今回は2020年に公開された邦画の中から、特に興行収入が高かった作品をランキング形式でご紹介します。あらすじやキャスト、スタッフ情報と合わせてお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
第1位:「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(興行収入 365.5億円)
大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の劇場版。炭治郎たち鬼殺隊が、禰豆子を守るために、鬼と壮絶な戦いを繰り広げます。
スタッフ
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- 監督:外崎春雄
- 脚本:ufotable
- キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
- アニメーション制作:ufotable
キャスト
- 花江夏樹
- 鬼頭明里
- 下野紘
- 松岡禎丞
- 日野聡
- 平川大輔
第2位:「今日から俺は!!劇場版」(興行収入 53.7億円)
人気ドラマの劇場版。転校生の三橋と伊藤がさまざまなトラブルに巻き込まれる学園コメディ。
スタッフ
- 監督:福田雄一
- 脚本:福田雄一
- 音楽:瀬川英史
キャスト
- 賀来賢人
- 伊藤健太郎
- 清野菜名
- 橋本環奈
- 太賀
- 矢本悠馬
- 若月佑美
- 柾木玲弥
- 鈴木伸之
第3位:「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(興行収入 38.4億円)
人気ドラマの劇場版第2弾。詐欺師のダー子、ボクちゃん、リチャードが新たなターゲットに狙いを定めます。
スタッフ
- 監督:田中亮
- 脚本:古沢良太
キャスト
- 長澤まさみ
- 東出昌大
- 小日向文世
- 小手伸也
- 織田梨沙
- 江口のりこ
第4位:「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(興行収入 33.5億円)
国民的アニメ「ドラえもん」の劇場版第40作。のび太たちが恐竜時代にタイムスリップする冒険ファンタジー。
スタッフ
- 監督:今井一暁
- 脚本:川村元気
- 音楽:服部隆之
キャスト
- 水田わさび
- 大原めぐみ
- かかずゆみ
- 木村昴
- 関智一
第5位:「事故物件 恐い間取り」(興行収入 23.4億円)
松原タニシの人気コミックを映画化。事故物件に住むことになった主人公が恐怖体験に見舞われるホラー。
スタッフ
- 監督:中田秀夫
- 脚本:中田秀夫・紺野光
キャスト
- 亀梨和也
- 深川麻衣
- 横浜流星
- 稲葉友
- 小池栄子
- 小島梨里杏
- 戸次重幸
- 奥田瑛二
第6位:「糸」(興行収入 22.7億円)
中島みゆきの名曲をもとに紡がれる三角関係の恋愛ドラマ。菅田将暉と小松菜奈のダブル主演が話題に。
スタッフ
- 監督:瀬々敬久
- 脚本:林民夫
- 音楽:中島みゆき
キャスト
- 菅田将暉
- 小松菜奈
- 木村佳乃
- 林遣都
- 趣里
- 橋本愛
- 松重豊
第7位:「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(興行収入 21.3億円)
京都アニメーション制作の人気アニメの劇場版。戦争で両腕を失った少女ヴァイオレットの成長物語。
スタッフ
- 監督:石立太一
- 脚本:吉田玲子
- キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
- 音楽:Evan Call
キャスト
- 石川由依
- 浪川大輔
- 子安武人
- 内山昂輝
- 遠藤綾
第8位:「カイジ ファイナルゲーム」(興行収入 20.6億円)
福本伸行の人気マンガを3度目の映画化。倍返しやチンチロリンなど、カイジの名勝負の数々が繰り広げられます。
スタッフ
- 監督:佐藤東弥
- 脚本:福本伸行・高橋ナツコ
キャスト
- 藤原竜也
- 福士蒼汰
- 吉田鋼太郎
- 関水渚
- 池内博之
- 栗山千明
- 天海祐希
第9位:「劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] III. spring song」(興行収入 19.5億円)
人気ゲーム「Fate」シリーズを原作としたアニメの劇場版。聖杯戦争の果てに待つ衝撃の結末が描かれます。
スタッフ
- 監督:須藤友徳
- 脚本:桧山彬
- キャラクターデザイン:須藤友徳・碇谷敦
- 音楽:梶浦由記
キャスト
- 杉山紀彰
- 下屋則子
- 神谷浩史
- 川澄綾子
- 植田佳奈
- 真殿光昭
- 諏訪部順一
第10位:「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(興行収入 17.9億円)
人気コミックをアニメ化したヒーローアクションの劇場版第2弾。デクたちヒーロー候補生の熱き戦いを描きます。
スタッフ
- 監督:長崎健司
- 脚本:黒田洋介
- キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
- 音楽:林ゆうき
キャスト
- 山下大輝
- 岡本信彦
- 佐倉綾音
- 石川界人
- 梶裕貴
- 悠木碧
- 井上麻里奈
- 増田俊樹
まとめ
2020年の邦画は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けながらも、「鬼滅の刃」を筆頭に社会現象となるようなヒット作が誕生しました。
アニメ、実写、ホラー、恋愛ドラマなど、さまざまなジャンルの作品がトップ10にランクインしており、日本映画の多様性と奥深さを感じさせます。
原作ファンの期待に応える質の高い作品が多く、映画ならではの映像表現やスケール感も印象的でした。
コロナ禍での制作や公開は大変だったと思いますが、クリエイターたちの情熱と努力が実を結んだ一年だったのではないでしょうか。
2021年以降も、さらなる傑作が生まれることを期待したいと思います。