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ワンピースの名言108選!心に響く台詞を巻数順に徹底解剖【2024年11月最新】

週刊少年ジャンプに連載中の、言わずと知れた大人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」。

主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になるべく、仲間達と共に海賊として冒険の旅を繰り広げるストーリーです。

全世界累計発行部数は2022年8月の時点で5億1000万部を突破しており、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス認定もされているまさに日本一売れている漫画。

そんなワンピースですが、巻数だけでも2022年11月現在103巻を突破しており、数々の名シーンが描かれてきました。

本記事では、ワンピースで描かれてきた名言について、巻数順にご紹介します。

名言=名シーンでもあるため、これまで連載を追ってきた人も、詳しくは読んでないけど部分部分で知っているシーンがあるという方も、ぜひ時系列順にチェックしてみてください。

物語もいよいよ最終章に突入しているワンピースなので、おさらいとしても利用できます。

ある程度ネタバレを含みますので、ネタバレが嫌だという人は引き返すことをオススメします。

ワンピースの心に響く名言110選

引用:少年ジャンプ公式サイト

 

ワンピースにおける数々の名言を、名シーンと共にご紹介します。

ワンピースは100巻を超える壮大な長編作品なので、100を超える名言が描かれてきていました。

巻数順に追えるようになっているので、途中で連載を追うのを辞めてしまった方も、自分が読んでいた場面を思い出せるのではないでしょうか。

一つ一つ詳しく解説していきます。

なお、ワンピースはとんでもなく長編のストーリーなので、どの台詞が何編のものなのかが分かりにくくなりがちです。

以下に巻に対応した編を記載しておきます。

巻数
1~12巻 1~100話 東の海(イーストブルー)編
12~23巻 101~216話 アラバスタ編
24~32巻 217~303話 空島編
32~46巻 304~441話 ウォーターセブン・エニエスロビー編
46~50巻 442~513話 スリラーバーク編
50~61巻 514~597話 シャボンディ諸島・インペルダウン・マリンフォード頂上戦争編
61~66巻 598話~700話 新世界・魚人島編
66~80巻 701~801話 ドレスローザ編
80~90巻 802~908話 ゾウ・ホールケーキアイランド編
90巻~ 909話~ ワノ国編

 

【1巻】「海賊王におれはなる!!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「海賊王におれはなる!!!!」

 

まずは誰もが知るワンピースの象徴的な名台詞です。

第1話で主人公のルフィが高々と言い放った名言。

その後のストーリーにおいても、何度も同内容の台詞が登場します。

1話ではルフィがフーシャ村を出て海賊として航海へ乗り出すまでが描かれています。

本編の最後、大ゴマでデカデカと描かれており、今後のワンピースの全ての指針がこの台詞に凝縮されています。

ワンピースを見たことが無いという人でも、CMや各テレビ番組などで一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

その宣言通り、ワンピースはルフィが海賊王になる冒険を描いた物語となっています。

【1巻】「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ… 探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた」byゴール・D・ロジャー

 

「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ… 探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた」

 

第1巻で海賊王「ゴールド・ロジャー」が放った名言。

彼の放ったこの一言により、ワンピースの世界では多くの人々が海に駆り立てられ、大海賊時代となったという設定。

アニメもOP前のアバンでほぼ毎回流れていたので聞いたことがある人も多いはず。

アニメと漫画だと少しだけ内容やトーンが違いますが、基本的な内容は同じです。

海賊だらけの世界観の根底にある台詞で、ワンピースの大筋に関わる重要な台詞でもあります。

【1巻】「いつかきっと返しに来い立派な海賊になってな」byシャンクス

 

「この帽子をお前に預ける。俺の大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い。いつかきっと返しに来い立派な海賊になってな」

 

第1巻で、ルフィの憧れの大海賊「赤髪のシャンクス」が、ルフィに麦わら帽子を託す際に告げた名言です。

シャンクスの海賊船に乗り、海賊になりたいと言う幼少期のルフィへ優しく諭すように告げます。

ルフィは現在に至るまで麦わら帽子を大切にしており、シャンクスもまた大海賊へと成長していくルフィとの再会を楽しみにしています。

物語も佳境に近づき、いつかシャンクスに麦わら帽子を返す日が描かれるかもしれません。

【5巻】「ウソップ海賊団を解散する!!!!」byウソップ

 

「今日限りをもってウソップ海賊団を!!!解散する!!!!」

 

ウソップが仲間になるまでを描いた5巻で、ウソップが子分であるウソップ海賊団の「にんじん」「ピーマン」「たまねぎ」に告げた名台詞。

シロップ村で暗躍していた海賊「キャプテン・クロ」とその一味を、ルフィらと共に退けたウソップは、海に出ることになりウソップ海賊団を解散することを涙まみれの顔で宣言します。

ワンピースでも泣けるシーンのひとつとして語られることの多いシーン・名言で、はじめ一人で海に出ようとしていたウソップに、「早く乗れ」ともらったばかりのゴーイングメリー号に誘うルフィとゾロの姿も印象的。

ウソップ海賊団の面々や、ゴーイングメリー号をくれたカヤは、その後も海賊として大きくなっていくウソップの姿を知る際に登場します。

【6巻】「背中の傷は剣士の恥だ」byロロノア・ゾロ

 

「背中の傷は剣士の恥だ」

 

海上レストラン「バラティエ」を襲うクリーク海賊団を、「偉大なる航路(グランドライン)」から暇つぶしに追ってきたミホークと戦い敗北する時のゾロの台詞。

ここまでは敵の海賊と戦っても余裕を見せていたゾロでしたが、世界最強の剣士である「鷹の目のミホーク」に手も足も出ず敗北します。

始めはゾロを侮っていたミホークですが、戦いの中でゾロを強者と認め、自身の愛刀である「黒刀 夜」で圧倒します。

歯が立たないことを悟ったゾロは、ミホークに背を向けず正面から切り伏せられることを選択します。

驚くミホークにこの名台詞を告げ、ミホークからは「見事」と称賛されて完敗を喫することに。

ミホークはゾロとの戦いに満足してその場を去り、ゾロはさらにこの後ルフィにもう一つの名言を告げます。

【6巻】「おれは もう!!二度と敗けねェから!!!!」byロロノア・ゾロ

 

「おれは もう!!二度と敗けねェから!!!!」

 

ミホークに完膚なきまでに叩きのめされ、袈裟懸けに切り伏せられて倒れたゾロが、ルフィに対して涙ながらに宣言した名シーンです。

自分が世界最強くらいにならないとルフィが困ると、ゾロは傷だらけで倒れたままそう誓いの言葉を宣言する名シーン。

この後に「文句あるか!?」とルフィに問いかけ、ルフィも「ない!」と笑顔で答えます。

現在に至るまでルフィの片腕として力を示してきているゾロの、数少ない敗北シーンです。

ルフィもまたゾロを頼りにしているシーンがその後何度も出てきますが、二人の信頼関係はこの時からすでに描かれています。

【8巻】「……長い間!!くそお世話になりました!!」byヴィンスモーク・サンジ

 

「……長い間!!くそお世話になりました!!」

 

クリーク海賊団を退け、ルフィからの勧誘で海賊として海に出ることになったサンジが、育ての親でもあるゼフに告げた名台詞。

海上レストラン「バラティエ」を出る寸前、特に言葉を交わすことなくゼフの元を去ろうとするサンジに、店の上から一言「風邪ひくなよ」と声をかけるゼフ。

悪態ばかりついていたサンジですが、この時は涙を流し、地に頭を付けてゼフにこれまで育ててもらったことへの礼を告げます。

ワンピース屈指の名シーンとして語られることが多く、涙無しには見られないシーンのひとつです。

その後ゼフやバラティエのコックたちは、サンジが海賊として成り上がっていく途中にもちょくちょく登場します。

【9巻】「当たり前だ!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「ルフィ…助けて…」「当たり前だ!」

 

アーロン編でルフィに助けを求めるナミの台詞。

アーロンから故郷のココヤシ村を買い取るために泥棒として活動していたナミ

ルフィ達の元を一度は去り、いよいよ目標額が貯まるというところでアーロンによって騙されていたことに気づいたナミ。

追い詰められたナミは、涙ながらにルフィに助けを求めると、ルフィは当然のようにアーロンを倒すべく行動を開始します。

ルフィが最高に主人公をやっている、ワンピースの名場面では必ずと言っていいほど挙がる名シーンです。

【10巻】「お前に勝てる」byモンキー・D・ルフィ

 

「お前に勝てる」

 

アーロンとの戦いの中で、自分は仲間に助けてもらわないと何もできない自信があると語るルフィ。

嘲笑交じりに「てめぇに一体何ができる!?」と問われてのルフィの答えです。

前述のナミへのセリフも併せて、この辺りからアラバスタあたりまでのルフィは、今とはまた少し違ったタイプの主人公らしく、相手を圧倒していくのでかなりかっこいい。

この後ナミが海図を描かされていた部屋を破壊したり、ナミを物扱いするアーロンにブチ切れたりと見所が満載です。

【12巻】「いくぞ!!“偉大なる航路(グランドライン)”!!」by麦わらの一味

 

「いくぞ!!“偉大なる航路(グランドライン)”!!」

 

ゴールド・ロジャーが処刑された町「ローグタウン」を出て、「偉大なる航路(グランドライン)」に入る進水式をする麦わらの一味の台詞。

スモーカー大佐ら海軍に追われながら嵐の中、荒波に揺られるゴーイングメリー号の甲板に樽を置き、全員の足でたたき割るという、ワクワクする進水式の様子が描かれます。

麦わらの一味を追って偉大なる航路(グランドライン)に入るスモーカーや、バギーたちも見られる区切りとなる名シーンです。

さらに、この時は丁度100話でタイトルは「伝説は始まった」。

キリも良く尾田先生の構成力に脱帽させられるシーンでもあります。

【15巻】「デキの悪い弟を持つと…兄貴は心配なんだ。おめェらも、コイツにゃ手ェ焼くだろうが、よろしく頼むよ…」byポートガス・D・エース

 

「デキの悪い弟を持つと…兄貴は心配なんだ。おめェらも、コイツにゃ手ェ焼くだろうが、よろしく頼むよ…」

 

ビビを仲間に加え、アラバスタへの航海を続けるルフィ達の前に突如現れたエースの台詞。

ルフィの兄を名乗るエースですが、その礼儀正しさや、世界最強の白ひげ海賊団の一員であることに驚く麦わらの一味。

この時はまだルフィとエースの関係や、エースの生い立ちなど何も語られず、とにかくメラメラの実の能力が強いという、読者の度肝を抜いたシーンです。

ルフィを兄として心配するエースは、その後もブレることなくルフィの兄として振舞うので、後々見るとより感慨深いシーンとなっています。

【15巻】「一刻も早くナミさんの病気を直してアラバスタへ それが、この船の最高速度でしょ?」byネフェルタリ・ビビ

 

「一刻も早くナミさんの病気を直してアラバスタへ それが、この船の最高速度でしょ?」

 

ナミが高熱で倒れる中、アラバスタで王国軍と反乱軍の暴動が加速していると知ったビビ。

無理をするナミが一刻も早く船をアラバスタへ向けるように言う中、ビビがルフィ達に告げた名シーンです。

ナミを想うビビの言葉に、ルフィやサンジらも全力で医者探しに奔走することになります。

本当は一刻も早くアラバスタに向かう必要がある中でも、ナミを救うために進路を変えるビビの優しさが表れた名言となっています。

【16巻】「人はいつ死ぬと思う…? 心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う 不治の病に犯された時……違う 猛毒キノコのスープを飲んだ時……違う!!! …人に 忘れられた時さ…!!!」byDr.ヒルルク

 

「人はいつ死ぬと思う…? 心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う 不治の病に犯された時……違う 猛毒キノコのスープを飲んだ時……違う!!! …人に 忘れられた時さ…!!!」

 

ドラム王国唯一の医師団「イッシー20」が病に倒れたと聞きつけ、罠とも知らずワポルらの前に現れたヒルルクの台詞。

ヒルルクは既に病に侵されており、さらにチョッパーが作った毒キノコのスープを飲んだヒルルクが、チョッパーに責任を感じさせまいと爆死することを選ぶシーンです。

チョッパーを息子であり友人のように育て、医術を叩きこむようDr.くれはに頼み込んで死地に赴くヒルルクの姿に胸を打たれます。

ヒルルクとチョッパー関連のシーンはワンピースの中でも泣けるシーンが多く、読者人気の高い名シーン続きです。

【16巻】「優しいだけじゃ人は救えないんだ!!!」byDr.くれは

 

「優しいだけじゃ人は救えないんだ!!!」

 

ヒルルクが間もなく死を迎えることを知り、涙するチョッパーに厳しい現実を突きつけるDr.くれはの名言です。

信念の象徴であるはずのドクロが、実は毒キノコのマークであることを知らずヒルルクに薬と思って飲ませてしまったことをチョッパーが悔いるシーン。

この後Dr.くれはによって医術を叩きこまれ、医者となっていくチョッパーの過去は、涙無しには見られません。

【17巻】「ほらな折れねェ」byモンキー・D・ルフィ

 

「ほらな折れねェ」

 

かつての自分の城に掲げられたドクロの旗を煩わしく思い、へし折ろうと砲撃するワポルに対して、旗を支えて守ったルフィの名言。

軽々しく折っていいモノじゃないと気迫を込めるルフィに圧倒され、ワポルはルフィによって遥か彼方までぶっ飛ばされることになります。

信念の象徴であるドクロの旗を、決して折らせなかったルフィの姿に感極まる様子のチョッパーの姿も印象的です。

 

【17巻】「うるせェ!!いこう!」byモンキー・D・ルフィ

 

「うるせェ!!いこう!」

 

仲間になれと勧誘するルフィに、チョッパーが海へ出れない理由を告げた時のルフィの答え。

あまりの強引さに驚くチョッパーや、呆れ顔の一味の姿が対照的です。

やがてDr.くれはから追い出されるように海へと出ることになるチョッパーですが、Dr.くれはは全てお見通しで、医療道具を全て用意してくれていたのも追い打ちをかけて泣けます。

さらに、ドラム王国の山を桜の木の幹に見立て、ピンク色の雪を降らせて涙ながらチョッパーを見送るDr.くれはの姿も感動的です。

とにかくドラム王国編は感動の名シーン続きで息つく暇もありません。

【18巻】「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!仲間だろうが!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!仲間だろうが!!」

 

アラバスタにおいて、ルフィがビビに行った台詞。

どんな時も明るく振舞うビビですが、無理をしているのは明白でそれに気づいたルフィが「人は死ぬぞ」と発破をかけるシーン。

誰にも死んでほしく無いと思っているのに、自分は死んでもいいと思っているビビの覚悟を問うシーンでもあります。

ルフィとビビは殴り合いの末和解、クロコダイルをぶっ飛ばすため、その居所を教えるようビビに問いかけます。

ビビを助けるため、本当の意味で一味が一丸となる最初のシーンです。

【20巻】「船でちゃんと学んだのよ!!諦めの悪さなら!!」byネフェルタリ・ビビ

 

「船でちゃんと学んだのよ!!諦めの悪さなら!!」

 

首都アルバーナにおいて、反乱軍を止めようとするビビの台詞。

怒れる群衆を止めることはかなわず、バロックワークスからの妨害工作を受けながらも諦めずに立ち向かうシーンです。

バロックワークスの社員は国王軍にも反乱軍にも潜んでおり、暴動を煽ってきます。

そんな中でも、麦わらの一味から諦めの悪さを学んだビビは、反乱を止めるためにその後も奔走します。

【20巻】「仲間の夢を笑われた時だ!!」byウソップ

 

「男にゃあ!!! どうしても…戦いを避けちゃならねェ時がある……!!!仲間の夢を笑われた時だ!!」

 

アラバスタでMr.4&ミス・メリークリスマスコンビと戦っていた時のウソップの名言。

ルフィの夢を笑われたウソップが満身創痍で白目を剥きながら怒りを露わにするシーンです。

死に体でなお立ち上がって立ち向かってくるウソップに、ミス・メリークリスマスが驚愕の表情を露わにします。

チョッパーと協力し、コンビネーション発揮する強力なMr.4コンビを退ける熱い名場面となっています。

アーロン編でのチュウとの戦いなど、明らかに格上の相手にジャイアントキリングを果たすウソップの名場面は今後もちょくちょくあります。

【21巻】「礼を言うおれはまだまだ強くなれる」byロロノア・ゾロ

 

「礼を言うおれはまだまだ強くなれる」

 

アラバスタにおいてMr.1を倒した時のゾロの名言。

スパスパの実の能力者で、全身刃物人間であるMr.1は鉄の硬度を持っています。

戦いの中で鉄を切れるようにならなければならなくなったゾロは、Mr.1に全身を切り刻まれながらその極意を体得することに。

周囲のモノの呼吸を感じ取れる程に神経が研ぎ澄まされたゾロは、居合の技「獅子歌歌(ししそんそん)」で一撃でMr.1を倒しました。

戦いの中で、成長し強敵を打ち倒す、まさに少年漫画の王道が描かれたシーンとなっています。

【22巻】「全てを許そう ニコ・ロビン なぜならおれは… 最初から誰一人信用しちゃ……いねェからさ」byサー・クロコダイル

 

「全てを許そう ニコ・ロビン なぜならおれは… 最初から誰一人信用しちゃ……いねェからさ」

アラバスタの最終局面において、ニコ・ロビンの胸をカギ爪で貫いた時のクロコダイルの台詞。

「歴史の本文(ポーネグリフ)」に目的の古代兵器「プルトン」の情報が何も書かれていないと聞かされ、もはやロビンを用済みと判断したクロコダイル。

ロビンは抵抗も空しく上記の台詞と共に重傷を負わされることになります。

「歴史の本文(ポーネグリフ)」には実際にはプルトンの情報は書かれていたようですが、ロビンは古代兵器に興味が無く、クロコダイルにも初めからその情報を渡すつもりも無かったことをコブラに語っています

その後、現れたルフィとクロコダイルの最終決戦が始まるシーンです。

【23巻】「お前がどこの誰だろうと!!おれはお前を越えて行く!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「お前がどこの誰だろうと!!おれはお前を越えて行く!!」

ルフィがクロコダイルをぶっ飛ばすシーンで描かれる名言。

アラバスタにおいてルフィが2度も敗北し、ワンピースの作中においても初めてルフィに明確な敗北を与えた敵役であるクロコダイル。

当初のルフィの懸賞金は3,000万ベリーで、クロコダイルは元8,100万ベリーの王下七武海という格の違いを読者に何度も見せつけます。

そんな中、しつこく食い下がるルフィを「海賊として」相手をすると宣言したクロコダイルが、3度目の戦いでついに地下から遥か彼方までぶっ飛ばされる名場面。

クロコダイルは反乱のど真ん中に墜落し、アラバスタにおける暴動もようやく終わりを見せます。

クロコダイルとの戦いで力尽きたかに見えるルフィですが、さらに負傷したコブラとロビンを抱えて崩れる王家の墓から脱出。

自分を置いていけというロビンに「何でお前の言う事を聞かなきゃいけないんだ」と言うルフィも見所です。

【23巻】「泣くほど悔しかったら…もっと強くなってみせろ!!!」byスモーカー

 

「泣くほど悔しかったら…もっと強くなってみせろ!!!」

アラバスタにおいて、帰還したたしぎへのスモーカーの名言。

たしぎはアラバスタにおける采配をスモーカーから一任されており、アルバーナへと向かいました。

しかし、そこでの戦いには着いていけず、他の海兵と共にロビンに敗北し、麦わらの一味にクロコダイルの討伐を任せるしか無い状況まで追い込まれます。

戦いの後、アラバスタの路地裏で倒れる麦わらの一味を、「見逃す」という判断をしたたしぎは、戻った船で無力さに打ちひしがれて涙を流すことに。

自分の「正義」に従えと言われても、力が足りずそんな選択した取れなかった己の無力に悔し涙を流す名シーンとなっています。

さらに、この後のスモーカーへの名シーンへと繋がります。

【23巻】「おい…君…政府上層部のジジイ共に伝えてくれるかね クソ食らえってな」byスモーカー

 

「おい…君…政府上層部のジジイ共に伝えてくれるかね クソ食らえってな」

ルフィ達によるクロコダイル討伐の手柄を、スモーカーの手柄にしようとする海軍上層部へ吐き捨てたスモーカーの名言。

同期のヒナからは受けなさいと言われるが、スモーカーは「クロコダイルを討伐できず」に涙を流しているたしぎのためや、海賊の手柄を横取りなど出来ないとそう吐き捨てます。

スモーカーが上層部に逆らいまくる狂犬だというのはここまでにも描かれていましたが、その中でも屈指の名シーンとなっています。

スモーカーが部下思いで男気があるキャラだとよく分かるシーンで、この時点において海兵屈指の人気キャラとなりました。

【23巻】「権威とは衣の上から着るものだ」byネフェルタリ・コブラ

 

「権威とは衣の上から着るものだ」

アラバスタを救ったルフィ達に、風呂場で頭を下げるコブラの台詞。

イガラムから「王が頭を下げるものではない」と窘められますが、コブラは上記の台詞を言います。

クロコダイルに陥れられそうになっていましたが、コブラはワンピースに登場する王の中でも屈指の賢王。

ルフィ達とは最後まで良好な関係を築いていました。

なお、このシーンの直前にはナミとビビの入浴シーンもあるので必見。

【23巻】「かかってこいや」byMr.2・ボン・クレー

 

「かかってこいや」

 

アラバスタを出港しようとする麦わらの一味を包囲する、黒檻のヒナ率いる海軍に向けて放ったボンクレーの名言。

ルフィ達と奇妙な友情を築いていたボンクレーは、ビビを迎えに行くため危険を冒してアラバスタに近づくルフィ達に胸を打たれ、おとりになってくれます。

アラバスタの包囲網を抜けるためマネマネの実の能力を駆使して海軍を翻弄。

ヒナに屈辱を味合わせ、結果として海軍の艦隊と真っ向から戦うことになってしまいます。

ドスの効いたオカマ声で、最高に男らしい名シーンです。

なお、英語版での訳は「SHALL WE DANCE?」というオシャレな訳され方をしており、ファンの間ではあまりにも有名。

 

【23巻】「いつかまた会えたら!!! もう一度 仲間と呼んでくれますか!!!?」byネフェルフタリ・ビビ

 

「いつかまた会えたら!!!もう一度 仲間と呼んでくれますか!!!?」

 

ワンピースの中で名シーンと言えば?と訊かれたら、多くの人が挙げるのではないかという名シーン中の名シーンです。

アラバスタに残る決意をしたビビの決断を尊重し、去っていく麦わらの一味に向けてビビが放った言葉。

王女としてのスピーチを装い、国中に聞こえるその言葉は、一味を追う海軍にも聞こえています。

返事をすればビビとルフィ達の関係性が疑われ、ビビにも迷惑がかかると黙って船で離れていきます。

しかし、ルフィ達は右腕のバツ印を無言で掲げ、ビビへの明確な回答としました。

それはボンクレーのマネマネの実対策で描いた仲間の印。

ビビと傍らのカルーも腕を掲げ、それに応えるという、アラバスタ編の幕引きに相応しい美しい名場面となっています。

【24巻】「人の夢は!!!終わらねェ!!!!」by黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)

 

「人の夢は!!!終わらねェ!!!!」

 

ジャヤに初登場した黒ひげの有名な名言。

新時代の海賊であるベラミーや、酒場の人間たちに夢を笑われたルフィ達。

喧嘩を買わず酒場を出たルフィ達の前に座り込んでいたのは、その前に酒場でルフィと対照的な存在に描かれた黒ひげ。

ルフィと同じく夢を持つ海賊である黒ひげが、ルフィ達に高々とそう宣言します。

なお、この時はルフィはベラミーからの喧嘩を買いませんでしたが、その後空島を探す過程で襲撃されて金塊を奪われたモンブラン・クリケットの仇を討つために、ベラミーを一撃でぶっ飛ばすことに。

【25巻】「相手が風と海なら航海してみせる!!この船の航海士は誰!!!?」byナミ

 

「相手が風と海なら航海してみせる!!この船の航海士は誰!!!?」

空島に向けて発生した「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」によって上昇するメリー号での、ナミの台詞。

船が海流の上にいる以上、航海士として目的地まで航海してみせるというプライドを感じさせる名言です。

最近では波の航海技術の特異さはあまり作中で語られませんが、この辺りの偉大なる航路(グランドライン)序盤戦ではまだまだナミの航海術の凄さは描かれています。

なお空島への行く手段は他にもあったようですが、全員死ぬか全員生きるかの2択で空島に行く手段は突き上げる海流(ノックアップストリーム)ストリームに乗るしか無いと後々語られることになります。

【27巻】「我は神なり」byエネル

 

「我は神なり」

 

雷を操る自然(ロギア)系悪魔の実の能力者「エネル」の決め台詞。

「雷(かみなり)」と「神なり(かみなり)」がかかっているダブルミーニングも特徴です。

アラバスタでのクロコダイルに続き、新たなロギアの能力者であるエネルの強さは終始強烈な印象を与えてきますが、後にゴム人間であるルフィの天敵だと判明。

それでもなおルフィを圧倒したエネルの強さは、ワンピースの最強ランキングでも何度も名前が挙がる程です。

【29巻】「お前が消えろ」byロロノア・ゾロ&ワイパー

 

「お前が消えろ」

 

神の島(アッパーヤード)での戦いで、エネルの前にたどり着いたゾロ・ロビン・ナミ・ワイパー・ガン・フォールの5名。

エネルは戦いの前「3時間後に5名だけが残る」と予言をしていましたが、結果はエネルを含めて6名が残ります。

そんな中で、誰が消えるかと言うエネルに、ゾロたちは武器を向けてそう言い放ちます。

結果的にはエネルに圧倒され人数を減らされていくことになりますが、青海人であるゾロたちの力がエネルの予測を上回っていたということです。

ここから空島編の戦いは後半戦へと突入します。

 

【29巻】「人の生きるこの世界に“神”などおらぬ!!!!」byガン・フォール

 

「人の生きるこの世界に“神”などおらぬ!!!」

 

空島の元「神」であるガン・フォールの名言。

空島において「神」とは役職のことです。

エネルと対峙したガン・フォールはそう叫びます。

その後エネルと戦おうとするガン・フォールですが、エネルの雷を受けて瀕死の重傷へと追い込まれることに。

「ガン・フォール、この世に〝神〟はいる…私だ」というエネルの皮肉めいた台詞も印象的です。

【30巻】「…タバコの火ィ……!!欲しかった……トコだ……!!」byヴィンスモーク・サンジ

 

「…タバコの火ィ……!!欲しかった……トコだ……!!」

 

エネルからナミとウソップを守るため、エネルと対峙するサンジの台詞。

全身に雷を直撃させ、黒焦げになりながら煙草を吸う姿が最高にかっこいいシーンです。

エネルの圧倒的な力は麦わらの一味やシャンディアなど数々のキャラを窮地に追い込んでいきます。

そして、この後ルフィとの一騎打ちに繋がり、空島編は佳境へと突入します。

【31巻】「鐘を鳴らして君を待つ!!!!」byカルガラ

 

「鐘を鳴らして君を待つ!!!!」

 

空島編の後半、モンブラン・ノーランドとカルガラの過去が描かれます。

文化的価値観や文明レベルの違いから当初は殺し合いに発展しながらも友情を築いたノーランドとカルガラ。

誤解から辛い別れになるところだったノーランドに向けて、カルガラが黄金の鐘を鳴らして友情を伝えます。

ノーランドもそれに答え、再会を約束しますが、最後は悲しい死を迎えることに。

しかし、鐘の在り処とそれを鳴らす意味を、やがてルフィが青海にいる子孫のクリケットらに伝えるシーンへと繋がっていきます。

【32巻】「大地は敗けない!!」byワイパー

 

「ムダだエネル…お前にはシャンドラの地に生きた誇り高い戦士達の歴史を落とせやしない…。

どこにあろうが力強く生み出し、育む!!この雄大な力を!!!お前は絶対に落せやしない!!!

お前がどれだけの森を燃やそうと!!!どれだけの遺跡を破壊しようと!!!大地は敗けない!!!」 

 

万雷(ママラガン)にて空島を破壊しようとするエネルですが、落雷を受けても大地である神の島)アッパーヤード)はビクともしません。

そんな光景に、ワイパーが遠くにいるエネルに向けて放った言葉です。

ワイパーは最後まで麦わらの一味と慣れ合うことの無い稀有なゲストキャラでしたが、ジャイアントジャックを倒すのに協力したり、このあと「いけ…麦わら」と言ったりと、最後はきっちりと味方キャラとして描かれています。

空島編は空に浮かぶ大地の偉大さを見事に描き切った名エピソードだと言えるのではないでしょうか。

 

【32巻】「なァ小僧…”黄金郷”は…そこにあったのか…?」byモンブラン・クリケット

 

「なァ小僧…”黄金郷”は…そこにあったのか…?ありがとうよ…!!!」

 

青海からルフィの巨大な影と鐘の音に、”黄金郷”が空にあったことを知ったクリケットの台詞。

幾度となくエネルに突き落とされながらも立ち向かい、最後は腕に付けられた巨大な黄金の塊ごとエネルをぶっ飛ばして大鐘楼に叩きつけます。

それによって鳴らされた鐘の音は空島から1万メートル下にいるジャヤにまで届き、黄金郷がここにあることを示すロマン溢れるシーンとなっています。

クリケットはルフィに礼を言い、マシラやショウジョウら猿山連合軍と共に次はどんなロマンを追いかけようかと語る、壮大な空島編のオチに相応しい感動的なシーンとなっています。

 

【37巻】「造った船に!!男はドンと胸をはれ!!」byトム

 

「造った船に!!男はドンと胸をはれ!!」

 

かつてウォーターセブンにあった造船会社「トムズ・ワーカーズ」の社長・トムの台詞。

フランキーとアイスバーグの師匠にして父親的な存在でもありました。

フランキーが子供の頃、自身が作った船によってトラブルを引き起こし、結果的にトムの死を招くことになります。

その船を「あんなの俺の船じゃねぇ」と言ったフランキーに、トムが激昂して上記の台詞を言い放ちます。

作った船がどんな船であろうと、作り上げた船を否定することはあってはならないということです。

やがてフランキーはこの時の教えもあり、ロビンに対し後述の「存在することは罪にならねぇ」と言葉をかけることに繋がります。

 

【38巻】「“女のウソ”は許すのが男だ」byヴィンスモーク・サンジ

 

「“女のウソ”は許すのが男だ」

 

サンジの代表的な名言のひとつです。

ウォーターセブンにおいて、一味に別れを告げたロビンが、もう一味には戻らないと言ったロビンを心配したチョッパーに語り掛けた台詞。

平田和明ボイスで放たれるかっこよすぎるサンジの名言で、サンジの女性に対しての姿勢を示しています。

 

【39巻】「存在することは罪にならねェ!!!」byフランキー

 

「存在することは罪にならねェ!!!」

 

物心ついたときから存在自体が罪とされてきたロビンに対して、フランキーが語った名言です。

自身もまた、自ら生み出した船によって恩人のトムを傷つけたフランキー。

しかし、生み出された船自体には善も悪も無いと諭されたからこそ出てくる台詞です。

結局は使う人間の使い方次第だという、フランキーの過去の経験に基づく説得力のある激励となっています。

ロビンはそんなフランキーの背景を知らないため、驚きの表情を浮かべていました。

【41巻】「あの旗撃ち抜け」「了解!!」byモンキー・D・ルフィ&そげキング(ウソップ)

 

「あの旗撃ち抜け」「了解!!」

 

エニエスロビーに勢ぞろいした麦わらの一味と、対峙するCP9。

世界政府の結束を示す旗に向けて、ルフィがそげキング(ウソップ)に向けて告げ、間髪入れずにそれに応えた名場面。

普段のウソップならビビって躊躇いそうなものですが、ロビンを助けるという目的も相まって、躊躇なく旗を打ち抜きました。

この時ルフィはそげキングがウソップであるとは気づいていませんが、二人は阿吽の呼吸で世界政府に対して宣戦布告します。

この行動はルフィだけでなく、その後のウソップの懸賞金にもおおいに影響し、麦わらの一味が「世界政府に直接喧嘩を売ったヤバい奴ら」だと認識されることに。

一味を煽ったスパンダムも、まさかそのような行動に出るとは思いもよらなかったのか、目玉を飛び出させて驚愕の表情を浮かべていました。

 

【41巻】「生ぎたいっ!!!!」byニコ・ロビン

 

「生ぎたいっ!!!!私も一緒に海へ連れてって!!!」

 

ロビンと言えばこの台詞というくらいに、代表的な名言。

ワンピースの中でも人気のある泣ける名シーンのひとつです。

アラバスタ編終了後に突如船に乗り込み、なし崩し的に仲間になったロビンですが、いつしか一味のことを大切に思い、彼らを巻き込まないために自信はCP9に捕まる覚悟を決めます。

一味を裏切ったかに見えたロビンですが、実際はそんなことは無く、ルフィ達はロビンが助けを求めて迷いを振り払ってくれるのを待っていました。

ルフィの「生きたいと言え!」という言葉に、涙と鼻水で顔をグシャグシャにしながら応えたロビンの懇願に、麦わらの一味は全員で応えることになります。

ここから、ウォーターセブンから続く長いCP9との戦いの最終戦が始まり、ロビンが晴れて麦わらの一味の本当の仲間として迎えられることになります。

 

【41巻】「望むところだーーーーーーーーっ!!!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「望むところだーーーーーーーーっ!!!!!」

 

エニエスロビーでCP9と対峙したルフィ達に、スパンダムが言った「全世界を敵に回して生きられると思うなよ!!」
という台詞への回答。

世界政府の旗を打ち抜き、宣戦布告をした後なので、もはや怖いもの無し。

ロビンを助けるため、真っ向から対決することを宣言します。

【41巻】「あなた達の生きる未来を、私達が諦めるわけにはいかない」byニコ・オルビア

 

「あなた達の生きる未来を、私達が諦めるわけにはいかない」

 

ロビンの母・ニコ・オルビアの台詞。

オハラでロビンと再会し、仲間の考古学者達と共に火が回った図書館に残って業火に呑まれて死亡してしまいます。

ロビンの過去はかなり理不尽な胸糞エピソードですが、その分現代でルフィがCP9をブチのめし、ロビンもスパンダムを最後には背骨ごとヘシ折る爽快などんでん返しが見られます。

【42巻】「…たとえ死んでもおれは女は蹴らん…!!!!」byヴィンスモーク・サンジ

 

「…たとえ死んでもおれは女は蹴らん…!!!!」

 

カリファと戦い、無残に敗北したサンジの台詞。

本当に死ぬ寸前でも蹴らない、サンジの覚悟と騎士道が描かれた名シーン。

ナミが来なかったらそのまま死亡していてもおかしくなかったので、九死に一生を得た場面でもあります。

また、後にワノ国編においてもブラックマリアに似たような目に合わされており、その時はロビンに助けてもらうことに。

【44巻】「ぼくは本当に幸せだった」byゴーイングメリー号

 

「ぼくは本当に幸せだった」

 

一味をエニエスロビーから助け出し、寿命が来たことで崩れ落ちるメリーを、燃やして見送る感動シーン。

意思を持ったメリーの台詞で、涙なしには見られない名場面となっています。

物語序盤から偉大なる航路(グランドライン)を長く航海した船だけに、別れのシーンは非常に切ないものとなっています。

その後、フランキーの心遣いにより新しいサウザンドサニー号に買い出し船「ミニメリー号」として搭載されることに。

【45巻】「自分を許してやれよフランキー!!!」byアイスバーグ

 

「自分を許してやれよフランキー!!!」

 

麦わらの一味と一緒に海へ出たくても、トムの死に負い目を感じていたフランキーにアイスバーグがかけた言葉。

大好きな船作りも辞め、解体屋をやっていたフランキーの背中を押す一言です。

ルフィ達による強引な勧誘と、フランキー一家の決死のパンツ争奪戦により、どうにか一味に加入したフランキー。

船大工の一人もいないのではサウザンドサニー号が不憫だと、フランキーが下半身丸出しで船に乗り込む名シーンです。

【45巻】「新しい時代にかけてきた」byシャンクス

 

「新しい時代にかけてきた」

 

黒ひげを追うエースを止めさせるため、白ひげの船へと乗り込んだシャンクス。

東の海でどんな奴にその腕をくれてやったのか?と問われたシャンクスの回答です。

まだこの時は明かされていなかった「覇気」をいち早く使用するなど、その後の伏線としても繋がっているシーンです。

マルコ・ジョズといった白ひげ海賊団の主要メンバーがお披露目された回でもあります。

【46巻】「力に屈したら男に生まれた意味がねえだろう。おれは決して人生に”くい”は残さない…!!!…わかったバカ」byポートガス・D・エース

 

「力に屈したら男に生まれた意味がねえだろう。おれは決して人生に”くい”は残さない…!!!…わかったバカ」

 

黒ひげとの戦いで満身創痍となったエースの台詞。

ヤミヤミの実が登場しつつ、エースも負けじとメラメラの実の能力で応戦していました。

この時に限らず、章と章の閑話休題として語られる世界情勢は、新しい情報が次々に公開されるためワクワクするシーンが続きます。

この時のエースの敗北がきっかけで、頂上戦争へと繋がっていくことになります。

【47巻】「男が一度…!!!必ず帰ると言ったのだから!!!」byブルック

 

「男が一度…!!!必ず帰ると言ったのだから!!!」

 

スリラーバークにおけるブルックの台詞。

レッドラインでルンバー海賊団を待つラブーンを想うブルック。

無念の死を遂げた海賊団に悔しさを滲ませます。

ルフィ達が、ラブーンが待っていたのがブルック達だということを知るシーンです。

【48巻】「俺は元から!!!!ネガティブだァ!!!!」byウソップ

 

「俺は元から!!!!ネガティブだァ!!!!」

 

ペローナと戦う際のウソップの名言。

全然かっこよくない台詞なのにかっこよく見える不思議。

ゾロをはじめ一味のメンバーがペローナのネガティブホロウによってネガティブにさせられる中、元々ネガティブだったウソップに効果が無く、ペローナが目玉と鼻水を飛び出させて驚くシーンです。

その後紆余曲折あり追い詰められながらも、嘘とハッタリを駆使してペローナに勝利するウソップがかっこいい名場面となっています。

【48巻】「人間ならもっと自由だ!!! お前が一番人間扱いしてないんじゃないか!!!!」byトニートニー・チョッパー

 

「人間ならもっと自由だ!!! お前が一番人間扱いしてないんじゃないか!!!!」

 

シンドリーをはじめとして、死体をいじったりゾンビを生み出すホグバックに怒りをあらわにするチョッパーの名言。

死者を冒涜するかとのようなホグバックに、チョッパーはロビンとのコンビーネーションで戦いを挑みます。

最終的にはオーズによってホグバックとシンドリーが踏みつぶされて終わります。

【50巻】「私!!!生きててよかったぁ!!!本当に!!生きててよかった!!今日という日が!!!やって来たから!!!」byブルック

 

「私!!!生きててよかったぁ!!!本当に!!生きててよかった!!今日という日が!!!やって来たから!!!」

 

モリアとの戦いが終わり、ブルックが仲間に入ることになったシーンでの台詞。

等々に「お前仲間になれ」とルフィに言われ、一味から反対もされつつ、最終的にはブルックはしっかりと一味のメンバーになることになります。

仲間を失った後に奪われた影を取り戻すため、長い年月を一人過ごしてきたブルックだからこその名言です。

スリラーバーク編はこれでひと段落かと思いきや、突如来週した王下七武海「バーソロミュー・くま」との戦いが始まることになります。

【50巻】「ルフィは海賊王になる男だ!!」byロロノア・ゾロ

 

「ルフィは海賊王になる男だ!!」

 

王下七武海として麦わらの一味をせん滅しようとするくまに、ゾロはひとり立ち向かうことになります。

身代わりになろうとしたサンジを気絶させ、たった一人でくまとの戦いに挑むゾロ。

オーズやモリア達との戦いで既に満身創痍であるゾロですが、自分の首ひとつで一味を見逃すようにくまと交渉します。

サンジの意識を刈り取ってまで一人で挑もうとするゾロの心意味を組んだくまは、ゾロに一人ニキュニキュの実を使った試練を突きつけるのでした。

【50巻】「……なにも!!!!な゛かった……!!!!」byロロノア・ゾロ

 

「……なにも!!!!な゛かった……!!!!」

 

ゾロのかっこいい名言として有名な台詞。

くまはルフィが受けたダメージをニキュニキュの実で抽出し、それをゾロが耐え抜けば見逃してくれると約束します。

一味から離れた場所で一人血みどろになりながらも耐え抜いたゾロ。

起きてきた一味やスリラーバークにいた面々は、何があったのかと心配しますが、ゾロは上記の台詞で答えます。

ルフィが余計な負い目を感じないように、ゾロは何ごとも無かったかのように振舞うのでした。

もちろん、サンジやロビン、一部のモブキャラたちは気づいていましたが、ゾロの心意気を組んでみんな口を噤む粋なシーンとなっています。

【50巻】「この海で一番自由な奴が海賊王だ!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「支配なんかしねぇよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!!」

 

シャボンディ諸島にてレイリーに、「君にこの強固な海を支配できるか!?」という問いに、笑顔でそう答えるルフィの名言。

レイリーもシャッキーもこのルフィの台詞を聞いて色々と思うことがあるような表情を浮かべていました。

また、シャンクスはレイリーに「ロジャー船長と同じセリフを言うやつがいた」と言っています。

かつてロジャーは、金獅子のシキに「俺は支配に興味がねえんだよ、シキ!自由にやらなきゃ海賊やっている意味がないだろ!」と言っています。

ルフィのこの台詞のことだと明言はされていませんが、シャンクスやレイリーにとってはロジャーを思い起こさせる台詞のひとつだったことでしょう。

【55巻】「友達だからようっ!!!!理由なんざ他にゃいらねェ!!!!」byMr.2・ボン・クレー

 

「友達だからようっ!!!!理由なんざ他にゃいらねェ!!!!」

 

マゼランの毒によって敗北を喫したルフィを、助けに戻る際のボンクレーの台詞。

バギーによる「せっかく助かったのに何でまた死にに戻るようなマネをするんだ!?」という問いへの答えです。

ワンピースの中でも屈指の友情に熱いボンクレーは、この後もまだまだ見せ場があり、エキセントリックな見た目に反して「嫌いな読者はいないんじゃないか?」というほど良いキャラです。

もはやルフィの仲間の一人と言っても過言ではありません。

【55巻】「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!“奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!」byエンポリオ・イワンコフ

 

「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!“奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!」

 

インペルダウンにてルフィをホルホルの実の能力で助けたイワンコフの台詞。

イワンコフを始めとする面々は、マゼランの毒で瀕死の重傷となったルフィの脅威の生命力・回復力を目の当たりにすることになります。

ルフィはホルホルの実で寿命を消費しながら、頂上戦争に至るまで何度もイワンコフに窮地を救われることに。

イワンコフは革命軍の幹部であり、ルフィの父であるドラゴンの仲間であることからも、不思議な縁に導かれた出会いとなるのでした。

【56巻】「庶民は愛する者を失う恐怖で夜も眠れない!!」byハンニャバル

 

何を…貴様らシャバで悪名揚げただけの………“海賊”に“謀反人”………!!!

何が兄貴を助けるだ!!社会のゴミが綺麗事ぬかすな!!!貴様らが海へ出て存在するだけで…!!!庶民は愛する者を失う恐怖で夜も眠れない!!!

か弱き人々にご安心頂く為に凶悪な犯罪者達を閉じ込めておくここは地獄の大砦!!

それが破れちゃ この世は恐怖のドン底じゃろうがィ!!!出さんと言ったら一歩も出さん!!

 

インペルダウンからの脱獄を図るルフィ達の前に立ちはだかった、ハンニャバルの一連の台詞。

敵とは言えあまりにも正論であるこの台詞は、ルフィ達が悪党である海賊であることを如実に示しています。

もちろん、ハンニャバルはこの後敗北することになりますが、駆け付けたマゼランによって再びルフィ達は追い込まれることに。

野心が見え隠れしていたほとんどギャグキャラのハンニャバルが、やたらと格好良く描かれた名シーンとなっています。

【56巻】「本望」byMr.2・ボン・クレー

 

「本望」

 

インペルダウンを脱走したルフィ達を逃がすため、一人マゼランへと変装して正義の門を開いたボン・クレーの台詞。

マゼランに「残す言葉はあるか?」と問われて、不敵に笑って答えた名シーンです。

ボン・クレーは登場時から退場に至るまでずっと良いキャラをしており、敵だったことが信じられないほどルフィとも友情を築いています。

ここでボン・クレーは物語から退場となりますが、扉絵で後にニューカマーランドの新女王として生きていることが判明。

人気キャラということもあり、その後の本編への再登場が望まれます。

【57巻】「正義は勝つって!?そりゃあそうだろ 勝者だけが 正義だ!!!!」byドンキホーテ・ドフラミンゴ

 

「正義は勝つって!?そりゃあそうだろ 勝者だけが 正義だ!!!!」

 

頂上戦争が起こるマリンフォードの最前線で戦うドフラミンゴの台詞。

王下七武海が戦線投入され、海軍大将も全員参戦という、ワンピース史上でも1・2を争うほど盛り上がった部分です。

ドフラミンゴだけでなく、ミホークやハンコック、クロコダイルといったキャラそれぞれに見せ場があり、ジャンプ連載当時は毎週名シーンの連続でした。

【58巻】「“恋はいつでもハリケーン”なのじゃ!!!」byボア・ハンコック

 

「“恋はいつでもハリケーン”なのじゃ!!!」

 

サンジの妄言の一つとして有名な「恋はいつでもハリケーン」ですが、こちらは頂上戦争でルフィを助けたハンコックが開き直って言い放った台詞。

ニョン婆も同じ言葉を知っていたので、ワンピースの世界で「恋はいつでもハリケーン」とは割とメジャーな標語やことわざのようなものなのかもしれません。

アマゾンリリーからマリンフォードにいたるまで、ハンコックではワンピース界では珍しいまっとうなヒロインをやっており、物議を醸しました。

【58巻】「バカな息子をそれでも愛そう」by白ひげ(エドワード・ニューゲート)

 

「バカな息子をそれでも愛そう」

 

センゴクの策略によって騙され、見事に白ひげを後ろから刺したバカな息子ことスクアードに向けられた、白ひげの愛ある名言。

マルコがいうように、そもそもこの程度でやられるような人物ではない白ひげですが、年齢などもありダメージを負うことになります。

しかし、ここからまだ怒涛の勢いで海軍を押しはじめ、グラグラの実の能力など世界最強に恥じない力を見せつけることに。

やがて現れた黒ひげ海賊団によってやられる白ひげですが、最後まで倒れることなくその生涯を終えるのでした。

【59巻】「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は実在する!!!」by白ひげ(エドワード・ニューゲート)

 

「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は実在する!!!」

 

白ひげが死の間際に放った一言。

かつて海賊王ゴールド・ロジャーの言葉で世が大海賊時代になったように、白ひげの言葉も世界中が驚愕することになります。

また、「実在」するということから、尾田先生も言うように「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とは概念ではなく形のあるモノのようです。

ワンピースという作品最大の謎が、この「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の正体なので、それが一体何なのか、読書の考察は今に至るまで盛んに行われています。

【59巻】「愛してくれて………ありがとう!!!」byポートガス・D・エース

 

「愛してくれて………ありがとう!!!」

 

大将サカズキによって、ルフィを守るため腹を貫かれたエース。

死の間際、ルフィの耳元で涙ながらに呟いた一言です。

エースのまさかの死に、読者も驚愕することに。

ルフィもショックを受けて半分意識を失い、ジンベエや白ひげ海賊団・突如現れたローらの助けでどうにか頂上戦争の舞台から脱出することになります。

 

【59巻】「その海賊人生に一切の“逃げ傷”なし!!!!」byナレーション

 

「その海賊人生に一切の“逃げ傷”なし!!!!」

 

年老いて、傷を負ってもなお海軍や他の海賊たちを圧倒し続けた白ひげは、立ったままその生涯を閉じることになります。

顔の半分を失ってもなお戦い続け、サカズキにもダメージを与えるなど、白ひげの挙げた戦果はあまりにも大きいものでした。

やがて力尽きても、その背中には一切の傷が無く、いつも真正面から敵と相対していたことを示しています。

そんな白ひげの最期に添えらえたのが、上記のナレーションです。

【59巻】「命がも゛ったいだいっ!!!!」byコビー

 

「命がも゛ったいだいっ!!!!」

 

白ひげの死をもってしても終わらない、白ひげ海賊団vs海軍本本部と王下七武海の戦い。

そんな頂上戦争のさなか、見聞色の覇気に目覚めたコビーが、戦争を止めるためにこの台詞を絶叫してサカズキの前に立ちはだかります。

エースを失い失意の中にあるルフィを殺そうとするサカズキは、コビーにもその矛先を向けることに。

そこに、シャンクスが戦争を止めるべく赤髪海賊団を率いて現れることになります。

【59巻】「この戦争を終わらせに来た」byシャンクス

 

「この戦争を終わらせに来た」

 

収拾がつかなくなった戦争を止めるべく、新世界でカイドウと小競り合いを起こした後にかけつけたシャンクスの台詞。

白ひげ海賊団も海軍も、満身創痍の中現れた四皇の一角に、戦争の終結を余儀なくされます。

サカズキの攻撃を難なく止めるシャンクスや、ボルサリーノをけん制するベックマンなど、赤髪海賊団の強さの片鱗が見え隠れする名シーンです。

エースと白ひげの遺体は赤髪海賊団が引き取り、丁重に葬られることに。

白ひげの回想なども挟まれ、頂上戦争は終了します。

【60巻】「失ったものばかり数えるな!!!!」byジンベエ

 

失った物ばかり数えるな 無いものは無い 確認せい お前にまだ残っておるものは何じゃ

 

ジンベエの名台詞といえばこれ。

ロー達ハートの海賊団のサポートもあり、女ヶ島にたどり着いたルフィとジンベエ。

エースを失った悲しみに暴れまわるルフィにそう問いかけます。

シャボンディ諸島から怒涛の展開が続いた一連の章は、後半麦わらの一味が登場しなかったものの、ルフィはここでようやく自分に残っているものに気づくことになります。

 

【60巻】「仲間がいるよ!!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「仲間がいるよ!!!!」

 

上記のジンベエの台詞に対するルフィの名言。

これまで登場がしばらく無かった一味の面々を涙ながらに思い出してそう答えます。

しかもその後仲間になるジンベエがこの場にいるというのもエモいシーンです。

仲間と共に再び航海に出るべく、ルフィはレイリーに師事して力を蓄えるべく2年の修業期間に入ることになります。

これにてグランドライン前半戦は終了です。

【61巻】「ゴチャゴチャ言ってねェで黙っておれに従え… 取るべきイスは…必ず奪う!!!」byトラファルガー・ロー

 

「ゴチャゴチャ言ってねェで黙っておれに従え… 取るべきイスは…必ず奪う!!!」

 

最悪の世代が次々と新世界で暴れまわる中、力を蓄えているロー。

ワンピースの争奪戦に出遅れるのではないかというクルーたちに向けて放ったローの代表的な名言です。

事実、ローはその後王下七武海になったり、カイドウやビッグマムとの戦いに参戦したりと、時代を代表する大海賊となっていくことに。

当時はまだまだ謎の多かったローだけに、意味深でかっこいい台詞となっています。

【64巻】「敵か…味方か?…そんな事 お前らが!!勝手に決めろォ!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「敵か…味方か?…そんな事 お前らが!!勝手に決めろォ!!」

 

魚人島におけるルフィの台詞。

魚人たちの敵なのか味方なのか分からない行動をとる麦わらの一味に対して、周囲の面々の「お前たちは魚人島の敵なのか!?味方なのか!?」という言葉に対する答えです。

結果的に色々な人を救っているルフィ達ですが、あくまで海賊。

自分たちのやりたいようにやるという、海賊の流儀が見える名シーンです。

大ゴマで一味勢ぞろいで描かれているのもカッコイイ。

【65巻】「我らが“麦わらのルフィ”船長はいずれ海賊王になられるお方!!!」byブルック

 

「我らが“麦わらのルフィ”船長はいずれ海賊王になられるお方!!!」

 

魚人島におけるゼオ戦でブルックが語った台詞。

ルフィが海賊王になるという台詞は、他の一味の面々からも語られ、今回はブルックです。

誰もがルフィこそが海賊王になる男だと信じてやまない、仲間の絆と信頼を感じるシーンとなっています。

【67巻】「弱ェ奴は死に方も選べねェ」byトラファルガー・ロー

 

「弱ェ奴は死に方も選べねェ」

 

パンクハザードでルフィと海賊同盟を結んだローが、たしぎに向けて放った台詞。

王下七武海として頭角を現しているローが、圧倒的な力でたしぎをねじ伏せて、「殺せ」というたしぎに冷たく言い放ちます。

長らく謎に包まれていたローが本格的に登場し、カイドウ討伐まで麦わらの一味と共闘関係を結ぶことになります。

【67巻】「子供に 泣いて助けてって言われたら!!! もう背中向けられないじゃないっ!!!!」byナミ

 

「子供に 泣いて助けてって言われたら!!! もう背中向けられないじゃないっ!!!!」

 

パンクハザードにおいて、子供たちに助けを求められた際のナミの台詞。

なんだかんだと優しいナミがかっこいい名シーンです。

パンクハザードはシーザーによる非人道的な実験が行われており、囚われていた子供たちも巨大化させられるなどかわいそうな目に合っています。

そんな子供たちを、海賊であるルフィ達が助けることになります。

【69巻】「女の…涙の落ちる音がした」byヴィンスモーク・サンジ

 

「女の…涙の落ちる音がした」

 

パンクハザードにおいて、たしぎを助けたサンジの名言。

中将ヴェルゴが実はドフラミンゴの仲間だということが分かり、海軍であるたしぎはショックを受けます。

今回も自身の騎士道に従い、敵である海軍のたしぎを助けるためヴェルゴとの戦闘に移ります。

【69巻】「いつかこの海の王になる男なんだ!!!」byチョッパー

 

「おれ達の船長はもっと強い!!!いつかこの海の王になる男なんだ!!!」

 

パンクハザードでモチャを励ますチョッパーの台詞です。

ルフィを海賊王になる男だという一味の台詞の一つ。

第三者の目から見ると、麦わらの一味は船長が海賊王になることを全員が信じている強固な絆で結ばれた一味という印象に映るはず。

【69巻】「そんなもんいくらでも売ってきた!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「そんなもんいくらでも売ってきた!!」

 

パンクハザードにて、シーザーから七武海のドフラミンゴや四皇カイドウに喧嘩を売る度胸があるのかと脅されたルフィが、シーザーをぶっ飛ばして言った名言。

エニエスロビーを襲撃し、インペルダウンを脱獄して海軍本部の頂上戦争にも乗り込んだルフィが、その程度の脅しに屈するはずもありません。

新世界の大海賊たちに全力で喧嘩を売っていく清々しいシーンとなっています。

 

【71巻】「数えるべきなのァ まず敵の数よりも…守るべき人の数じゃござんせんか……?」by藤虎(イッショウ)

 

「数えるべきなのァ まず敵の数よりも…守るべき人の数じゃござんせんか……?」

 

ドレスローザでの藤虎の台詞。

海軍大将として戦力を配置するとなった際に、闘技場や街の人口を藤虎は確認します。

「必要ですか?」と部下に言われての、こちらの台詞です。

民間から引き抜かれたとはいえ、海兵として民間人の人命を第一に考える藤虎は人格者であるということが示されています。

海軍大将ながらルフィに好感を持つなど、単純な敵役ではない粋なキャラクターとなっています。

【74巻】「今からおれが!!! お前らの ”伝説のヒーロー”に なってやる!!!!」byウソップ

 

「もし俺が死んだときはノーランドの横に銅像を建てろ! !今からおれが!!! お前らの ”伝説のヒーロー”に なってやる!!!!」

 

ドレスローザにおけるウソップの名言。

シュガーに激辛の果物を食べさせる計画が失敗し、ウソップは逃亡を決めることに。

しかし、トンタッタ族はウソップが英雄だと信じており、必ず助けに来るとトレーボルに言い放ちます。

それを笑い飛ばすトレーボルですが、ウソップは自分を信じてくれたトンタッタ族のために戻ってくるのでした。

本来は逃げ出したいところを、覚悟を決めて立ち向かうウソップの名シーンとなっています。

【75巻】「家族を笑う者はおれが許さん…!!!」byドンキホーテ・ドフラミンゴ

 

「家族を笑う者はおれが許さん…!!!」

 

ピーカの甲高い声を笑った部下を始末した際のドフラミンゴ。

幹部以上のメンバーは家族であり、それを笑う者にドフラミンゴは怒りを向けます。

後にドフラミンゴの過去が語られますが、この時点で既にただの悪党ではないことを思わせるドフラミンゴ。

ファミリーに対する信頼は本物であることが分かります。

【76巻】「悪酔いしそうだぜ!!!」byフランキー&セニョールピンク

 

「悪酔いしそうだぜ!!!」

 

フランキーとセニョールピンクの、ハードボイルドな戦いに黄色い歓声を上げる周囲の女子たちに向けた台詞。

出で立ちはどう見ても変態なのに、とにかく言動がカッコイイ男二人の戦いは必見です。

なお、戦い方もかなり変態チックでギャグに全振りしていますが、台詞がカッコイイので何となく良い感じに見えてくる不思議。

セニョールピンクの過去も涙無しには見られない壮絶なものとなっています。

【77巻】「愛してるぜ!!」byコラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)

 

「愛してるぜ!!」

 

コラソンが死の間際、ローに向けて放った名言。

コラソンことドンキホーテ・ロシナンテは、ドンキホーテ海賊団の最高幹部であり、ドフラミンゴの実の弟でもありながら、海軍本部中佐という人物。

コラソンはドフラミンゴを出し抜き、白鉛病を治すために手に入れたオペオペの実をローに食べさせることに成功しますが、裏切りがバレて始末されることになります。

しかし、最後にローに見せた表情は満面の笑顔でした。

コラソンとローの絆を感じられる泣けるエピソードとなっています。

【79巻】「エースの人生だ…別にお前らを恨みやしないが… ――以後ルフィのバックにはおれがついてる!!!よく覚えとけ……!!!」byサボ

 

「エースの人生だ…別にお前らを恨みやしないが… ――以後ルフィのバックにはおれがついてる!!!よく覚えとけ……!!!」

 

ルフィの幼少期、天竜人の砲撃で死亡したと思われたサボが生きており、革命軍のNo2として生きていたと判明するシーン。

エースを失い、失意の中から立ち上がって航海を再開したルフィの前に、もう一人の兄貴分であるサボが現れるという感動の場面でもあります。

黒ひげバージェス対峙し、ルフィの味方であることを宣言する名場面となっています。

【79巻】「おれはいいけど……!! ”火炎(エース)”が許さねェってよ!!」byサボ

 

「おれはいいけど……!! ”火炎(エース)”が許さねェってよ!!」

 

闘技大会でメラメラの実を手に入れたサボの台詞。

バージェスをメラメラの実で倒し、クールにそう言ってのける名シーンです。

エースのメラメラの実が義兄弟の契りを交わしたサボに受け継がれるという熱い場面となっています。

能力を得たばかりにも関わらず、メラメラの実を使いこなすサボの戦闘能力の高さが見て取れるシーンでもあります。

【79巻】「ほんじゃ…ルフィにゃ手ェ焼くだろうが…よろしく頼むよ!!」byサボ

 

「ほんじゃ…ルフィにゃ手ェ焼くだろうが…よろしく頼むよ!!」

 

ドレスローザで麦わらの一味に向けたサボの台詞。

以前エースから一味に向けられた台詞と同じ内容で、義兄弟の末っ子であるルフィを心配する気持ちが表れています。

【80巻】「我ら7人!!命全霊をかけて この『子分盃』!! 勝手に頂戴いたしますだべ!!!」byバルトロメオ

 

「ここに我ら子分となり いついかなるとぎも親分”麦わらのルフィ”先輩の盾となり!!また矛となる!!!こ度のご恩に報い!!我ら7人!!命全霊をかけてこの「子分盃」!!勝手に頂戴いたしますだべ!!!」

 

バルトロメオをはじめ、ドレスローザでの戦いを共にした7人の海賊船長たちが、ルフィの参加に「勝手に」加わる名シーン。

これによってルフィの参加には5千6百人以上の海賊団がつくこととなり、麦わら大船団として一躍大海賊の船長となります。

その後大きな出番はない傘下の海賊たちですが、尾田先生が無駄なシーンを描くことは無いので、彼ら参加の海賊団は今後必ず再登場を果たすことでしょう。

【80巻】「情けない話をするんじゃないよ『もしもあの時』なんて酔狂な世界は存在しない この結果だけが現実さ お前は敗けたんだ」おつる

 

「情けない話をするんじゃないよ『もしもあの時』なんて酔狂な世界は存在しない この結果だけが現実さ お前は敗けたんだ」

 

ドレスローザにてルフィに敗北を喫したドフラミンゴは、海軍によってインペルダウン送りとなります。

そんなドフラミンゴに海軍中将おつるがかけた言葉。

「あんたには敵わねえ」と返すドフラミンゴは、初登場時もおつるさんにだけは素直に従います。

拘束されたまま不敵に笑い、ドフラミンゴは物語から退場することになるのでした。

【80巻】「うん!!! 一緒に暮らそうよ!!!」byレベッカ

 

「うん!!! 一緒に暮らそうよ!!!」

 

実の父であるキュロスに向けたレベッカの台詞。

本来王位を継ぐはずだったレベッカですが、王女をヴィオラに代わってもらい、キュロスと暮らすことを選びます。

ドレスローザの裏の主役ともいえるレベッカとキュロスのストーリーもここで幕を閉じることに。

レベッカは世界会議編でも今後登場します

【80巻】「受けた愛に理由などつけるな!!!」byセンゴク

 

「受けた愛に理由などつけるな!!!」

 

センゴクがローに向けて告げた台詞。

コラソン(ロシナンテ)が助けようとしたのはDの意志とは関係ないと言い、現役を退いているからとうそぶいてローを見逃します。

センゴクもまたコラソンの育ての親として、ローと共にコラソンのことを忘れないことを誓うのでした。

【81巻】「お待ちしていた… 雷ぞう殿は…ご無事です!!!」byイヌアラシ

 

「お待ちしていた… 雷ぞう殿は…ご無事です!!!」

 

雷ゾウを探しにゾウを訪れたジャックにより、1,000年の歴史を持つ都市を滅ぼされたミンク族たち。

瀕死の重傷を負うまで追い込まれてなお、雷ゾウの居場所を隠し通しました。

ここに雷ゾウはいないのだと誰もが思っていたのに、雷ゾウをミンク族の誰も口を割らず隠し通していた分かる度肝を抜かれる名シーンとなっています。

どんなに追い詰められても仁義を通した彼らの姿に、麦わらの一味も驚愕の表情を浮かべるゾウ最大の見どころです。

【81巻】「ルフィは“海賊王”になる男だ!!!」byヴィンスモーク・サンジ

 

「ルフィは“海賊王”になる男だ!!!」

 

サンジが結婚すれば麦わらの一味もビッグマム海賊団の傘下になると言う、ベッジに向けたサンジの台詞。

ルフィを海賊王になると確信する台詞シリーズのひとつです。

ルフィは誰かの下につくような男ではないという台詞も熱く、今後のホールケーキアイランド編に繋がっていきます。

【83巻】「おれは本気以外の戦い方 知らねェよ!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「おれは本気以外の戦い方 知らねェよ!!!」

 

クラッカーとの戦いの中、ナミに本気で戦ってはダメだという言葉へのルフィの返答。

常に全力で強敵と戦ってきたルフィにとって、そもそもそれ以外の戦いなどできるはずがありません。

クラッカーもルフィを圧倒できる強敵で、ビッグマム海賊団の層の厚さがうかがえます。

【85巻】「死ぬ事を計画に入れるバカがどこにいますか お嬢さん」byブルック

 

「死ぬ事を計画に入れるバカがどこにいますか お嬢さん」

 

四皇ビッグマムを前にしたときのブルックの台詞。

ブルックは既に死亡しており、ヨミヨミの実で蘇って骨だけになっているため、実年齢は90歳です。

ブルックにとっては68歳であるビッグマムですらお嬢さんであり、海賊王ゴールド・ロジャーも昔いたルーキーでしかありません。

ワンピースの主要キャラの中でも屈指の長寿キャラクターであるブルックによる、年季を感じさせる台詞となっています。

【86巻】「未来の“海賊王”の仲間になろうっちゅう男が“四皇”ごときに臆しておられるかァ!!!」byジンベエ

 

「未来の“海賊王”の仲間になろうっちゅう男が“四皇”ごときに臆しておられるかァ!!!」

 

ビッグマムに寿命を取られそうになるも、一切動じなかったジンベエの台詞。

一度は麦わらの一味に誘われるも、仁義を通すためビッグマムへ盃を返上したジンベエ。

上記の啖呵を切ってビッグマム海賊団の元を堂々と去り、やがてワノ国で正式に一味への仲間入りを果たすことになります。

侠客であり海侠のジンベエと呼ばれるだけって、渋くシビれるかっこよさの名シーンとなっています。

 

【86巻】「未来を変える権利は皆平等にあるんだよ!!」byカポネ・ベッジ

 

「未来を変える権利は皆平等にあるんだよ!!」

 

カタクリを前に、不敵に笑って啖呵を切る最悪の世代カポネ・ベッジの名言。

登場時はそのビジュアルから一番の小物かかませ犬と評され、不人気だったベッジですが、メインで本筋に絡む中で徐々に人気が出ていきます。

意外と家族想いで、ビッグマム海賊団に怯むこともないベッジの胆力など、そのカッコよさがどんどん見えてきました。

現在は一旦出番は無くなりましたが、今後の再登場も期待される渋いキャラとなっています。

【89巻】「おれは信じられてる!!!」byモンキー・D・ルフィ&ヴィンスモーク・サンジ

 

「おれは信じられてる!!!」

 

カタクリと戦うルフィと、ビッグマムを止めるためにケーキを作るサンジ。

別の場所でそれぞれの戦いを続ける二人の台詞が見事にシンクロした名シーン。

互いの役割を果たすため全力を出す姿に胸を打たれます。

どれだけダメージを与えても心折れないルフィに、カタクリも思うところがあるように見えるシーンとなっています。

【89巻】「薄っぺらい援護などするな!!」byシャーロット・カタクリ

 

「薄っぺらい援護などするな!!」

ルフィとカタクリの死闘に、水を差すかのようなフランベの援護に対するカタクリの怒りの台詞。

ギリギリの戦いを繰り広げる中で、ルフィはフランベの援護でカタクリから致命傷を与えられます。

戦いの中でルフィを好敵手と認めているからこそ、そんな形での勝利を望まないカタクリは、妹であるフランベに激昂してそう吐き捨てます。

そしてカタクリは自らの腹を抉り、ルフィと同じダメージを負うことを選択する渋すぎるシーンです。

【89巻】「おれはもう…お前を格下とは思わねェ」byシャーロット・カタクリ

 

「おれはもう…お前を格下とは思わねェ」

ルフィに向けたカタクリの台詞。

これまで余裕を見せていた表情も、ルフィとの戦いを楽しむかのように晴れやかなものへと変わっていきます。

覇王色の覇気で外野を黙らせ、カタクリとの激闘を続けるルフィ。

ワンピースの数ある戦いの中で、特に新世界に入ってからのベストバウトとも呼べるルフィ対カタクリの最終決戦が始まるシーンです。

【89巻】「ずいぶん未来を見てやがる……!!」byシャーロット・カタクリ

 

「ずいぶん未来を見てやがる……!!」

 

激闘を終え、カタクリはルフィに「いつかビッグマムを倒しに来るのか?」と問いかけます。

ルフィは「勿論だ。俺は海賊王になる男だ」と言って返し、カタクリが上記の台詞を述べて倒れ伏す決着シーン。

10億超えの賞金首を初めて倒し、ついに四皇の域に足を踏み入れた場面となっています。

その後、カタクリの口元を帽子で隠すシーンも、ルフィによるカタクリへの敬意が見える、全体的に名場面が豊富な戦いです。

【93巻】「器の小さき男には一生食えぬ『おでん』に候!!」by霜月康イエ

 

「器の小さき男には一生食えぬ『おでん』に候!!」

 

オロチによって磔にされながらも啖呵を切る霜月康イエの台詞。

どこまでいっても小物のオロチは激昂します。

この時点では光月おでんはまだ未登場なので、この台詞は後になって意味が分かる内容です。

【96巻】「死は人の完成だ……!!!」byカイドウ

 

「死は人の完成だ……!!!

 

カイドウの死生観がうかがえる名台詞。

かつて白ひげの死に対しても「うまくやった」と言ってのけ、趣味は自殺というカイドウだからこその台詞です。

その根底には後に語られる光月おでんの見事な死に様がカイドウの中に色濃く残っているからなのかもしれません。

【96巻】「煮えてなんぼのォ~おでんに候!!!!」by光月おでん

 

「煮えてなんぼのォ~おでんに候!!!!」

 

光月おでんのキメ台詞とも言うべき名言。

歌舞伎でいうところの見得を切るよう度々過去で登場する台詞です。

さらに、おでんの最期を飾る台詞でもあり、カイドウや赤鞘九人男らの永きに渡る因縁の始まりでもあります。

 

【96巻】「海は海賊が相手だ!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「海は海賊が相手だ!!」

 

いよいよカイドウら百獣海賊団との決戦に向かうルフィ達。

赤鞘九人男が今にも海上で戦い出しそうな状況において、ルフィ・ロー・キッドの3人が海戦を開始する名シーンです。

長らく海戦が描かれてこなかったワンピース本編において、久々の海上での戦いが描かれる場面となっています。

【98巻】「四皇だから逃げる?おいナミ お前…あんのか……!? ウチの船長 “海賊王”にする気はよォ!!!」byフランキー

 

「四皇だから逃げる?おいナミ お前…あんのか……!? ウチの船長 “海賊王”にする気はよォ!!!」

 

ビッグマムを前にして、逃げようとするナミを諫めるように、不敵笑うフランキーの名言。

ルフィを海賊王にするという、一連の台詞シリーズのフランキー版です。

ビッグマムとの直接対決は無くなったものの、フランキーはビームでナンバーズを倒すことに成功します。

【98巻】「またの名をヤマト!!!キミの為に死ねる!!!」byヤマト

 

「またの名をヤマト!!!キミの為に死ねる!!!」

 

モモの助を前にしたヤマトの台詞。

カイドウの息子でありながら、光月おでんに憧れるヤマトは、かつて自分に力が足りなかったことを後悔していました。

光月家の生き残りであるモモを助けるため、ヤマトが父であるカイドウ率いる百獣海賊団の前に立ちはだかる名シーンです。

【98巻】「ルフィは……”海賊王”には…なります…絶対に………」byナミ

 

「ルフィは……”海賊王”には…なります…絶対に………」

 

うるティに追い詰められたナミが語った名言。

麦わらの一味が語るルフィは海賊王になる男シリーズです。

ボロボロの満身創痍のナミですが、絞り出すようにそう口にした熱いシーンとなっています。

一連の台詞も残すところはロビンのみとなりました。

【99巻】「おれはモンキー・D・ルフィお前らを超えて……“海賊王”になる男だ!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「おれはモンキー・D・ルフィお前らを超えて……“海賊王”になる男だ!!!」

 

ビッグマムとカイドウという四皇二人を目の前にして、カイドウをぶっ飛ばし臆することなく言ってのけたルフィの名言です。

さらにこの台詞は記念すべき第1000話「麦わらのルフィ」にて出てきた台詞と考えるとさらに熱い名シーンとなっています。

ルフィに殴り飛ばされたカイドウと、それを見ているビッグマムは二人とも驚愕の表情を浮かべていました。

【100巻】「地獄なら何度も行ってきた!!!」byモンキー・D・ルフィ

 

「地獄なら何度も行ってきた!!!」

カイドウとビッグマムが健在な中、キッド・ロー・ゾロが「あの二人が並んでいると地獄にしか見えない」と言いますが、ルフィは笑みを浮かべてそう言ってのけました。

これまで何度も視線をくぐってきたルフィと、同じような道を辿ってきたキッド、ロー共に誰も心が折れていません。

ゾロも含め、全員が大海賊という風格です。

それに対するカイドウも「お前はいつでも目が死なねェなァ」と嬉しそうに答えます。

【100巻】「仁義ってモンがあんだろうが アホンダラァ!!!」byビッグマム(シャーロット・リンリン)

 

「おめェらよォ…… 非道な海賊の世界にも…… 仁義ってモンがあんだろうが アホンダラァ!!!」

 

「おこぼれ町」がカイドウの手下によって壊滅したと知ったビッグマムが、ページワンを一撃で葬ったときの台詞。

それまで一切の話が通じない正真正銘の怪物だったビッグマムですが、自身に親切にしてくれた「おこぼれ町」が燃やされたと知り激怒します。

ビッグマムにも通すべき海賊の仁義というものがあると分かり、ただ化け物じみて強いだけの人物ではないことが描かれています。

【102巻】「船長と…親友との約束があんだ!!」byロロノア・ゾロ

 

「船長と…親友との約束があんだ!!」

 

キングと対峙して不敵に笑うゾロの名言。

ルフィの仲間になったとき、世界一の剣豪になると語ったゾロに「それくらいなってもらわなくちゃ困る」と言ったルフィ。

キングに「王にでもなる気か?」と問われ、ゾロは上記の台詞で答えました。

この「親友」というのがルフィを指すのかくいなを指すのかは諸説別れるようです。

【102巻】「彼こそ海賊王の両翼に相応しい男」byニコ・ロビン

 

「彼こそ海賊王の両翼に相応しい男」

 

ブラックマリアと対峙したロビンの台詞。

自身を頼ってくれたサンジは、女性であるブラックマリアとは戦えません。

代わりを買って出たロビンは、誇らしげにそう言ってブラックマリアとの戦闘を開始します。

 

まとめ:ワンピースは名言の宝庫

引用:U-NEXT

ワンピースの名言について解説しました。

一覧でまとめると以下のようになります。

巻数 台詞 キャラ
1巻 「海賊王におれはなる!!!!」 モンキー・D・ルフィ
1巻 「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ… 探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた」 ゴール・D・ロジャー
1巻 「いつかきっと返しに来い立派な海賊になってな」 シャンクス
5巻 「ウソップ海賊団を解散する!!!!」 ウソップ
6巻 「背中の傷は剣士の恥だ」 ロロノア・ゾロ
6巻 「おれは もう!!二度と敗けねェから!!!!」 ロロノア・ゾロ
8巻 「……長い間!!くそお世話になりました!!」 ヴィンスモーク・サンジ
9巻 「当たり前だ!!!」 モンキー・D・ルフィ
10巻 「お前に勝てる」 モンキー・D・ルフィ
12巻 「いくぞ!!“偉大なる航路(グランドライン)”!!」 麦わらの一味
15巻 「デキの悪い弟を持つと…兄貴は心配なんだ。おめェらも、コイツにゃ手ェ焼くだろうが、よろしく頼むよ…」 エース
15巻 「一刻も早くナミさんの病気を直してアラバスタへ それが、この船の最高速度でしょ?」 ネフェルタリ・ビビ
16巻 「人はいつ死ぬと思う…? 心臓を銃で撃ち抜かれた時……違う 不治の病に犯された時……違う 猛毒キノコのスープを飲んだ時……違う!!! …人に 忘れられた時さ…!!!」 ヒルルク
16巻 「優しいだけじゃ人は救えないんだ!!!」 Dr.くれは
17巻 「ほらな折れねェ」 モンキー・D・ルフィ
17巻 「うるせェ!!いこう!」 モンキー・D・ルフィ
18巻 「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!仲間だろうが!!」 モンキー・D・ルフィ
20巻 「船でちゃんと学んだのよ!!諦めの悪さなら!!」 ネフェルタリ・ビビ
20巻 「仲間の夢を笑われた時だ!!」 ウソップ
21巻 「礼を言うおれはまだまだ強くなれる」 ロロノア・ゾロ
22巻 「全てを許そう ニコ・ロビン なぜならおれは… 最初から誰一人信用しちゃ……いねェからさ」 クロコダイル
23巻 「お前がどこの誰だろうと!!おれはお前を越えて行く!!」 モンキー・D・ルフィ
23巻 「泣くほど悔しかったら…もっと強くなってみせろ!!!」 スモーカー
23巻 「おい…君…政府上層部のジジイ共に伝えてくれるかね クソ食らえってな」 スモーカー
23巻 「権威とは衣の上から着るものだ」 ネフェルタリ・コブラ
23巻 「かかってこいや」 ボン・クレー
23巻 「いつかまた会えたら!!! もう一度 仲間と呼んでくれますか!!!?」 ネフェルタリ・ビビ
24巻 「人の夢は!!!終わらねェ!!!!」 黒ひげ
25巻 「相手が風と海なら航海してみせる!!この船の航海士は誰!!!?」 ナミ
27巻 「我は神なり」 エネル
29巻 「お前が消えろ」 ゾロ&ワイパー
29巻 「人の生きるこの世界に“神”などおらぬ!!!!」 ガン・フォール
30巻 「…タバコの火ィ……!!欲しかった……トコだ……!!」 ヴィンスモーク・サンジ
31巻 「鐘を鳴らして君を待つ!!!!」 カルガラ
32巻 「大地は敗けない!!」 ワイパー
32巻 「なァ小僧…”黄金郷”は…そこにあったのか…?」 モンブラン・クリケット
37巻 「造った船に!!男はドンと胸をはれ!!」 トム
38巻 「“女のウソ”は許すのが男だ」 ヴィンスモーク・サンジ
39巻 「存在することは罪にならねェ!!!」 フランキー
41巻 「あの旗撃ち抜け」「了解!!」 モンキー・D・ルフィ&そげキング
41巻 「生ぎたいっ!!!!」 ニコ・ロビン
41巻 「望むところだーーーーーーーーっ!!!!!」 モンキー・D・ルフィ
41巻 「あなた達の生きる未来を、私達が諦めるわけにはいかない」 ニコ・オルビア
42巻 「…たとえ死んでもおれは女は蹴らん…!!!!」 ヴィンスモーク・サンジ
44巻 「ぼくは本当に幸せだった」 メリー号
45巻 「自分を許してやれよフランキー!!!」 アイスバーグ
45巻 「新しい時代にかけてきた」 シャンクス
46巻 「力に屈したら男に生まれた意味がねえだろう。おれは決して人生に”くい”は残さない…!!!…わかったバカ」 ポートガス・D・エース
47巻 「男が一度…!!!必ず帰ると言ったのだから!!!」 ブルック
48巻 「俺は元から!!!!ネガティブだァ!!!!」 ウソップ
48巻 「人間ならもっと自由だ!!! お前が一番人間扱いしてないんじゃないか!!!!」 トニートニー・チョッパー
50巻 「私!!!生きててよかったぁ!!!本当に!!生きててよかった!!今日という日が!!!やって来たから!!!」 ブルック
50巻 「ルフィは海賊王になる男だ!!」 ロロノア・ゾロ
50巻 「……なにも!!!!な゛かった……!!!!」 ロロノア・ゾロ
50巻 「この海で一番自由な奴が海賊王だ!!」 モンキー・D・ルフィ
55巻 「友達だからようっ!!!!理由なんざ他にゃいらねェ!!!!」 ボン・クレー
55巻 「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!“奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!」 エンポリオ・イワンコフ
56巻 「庶民は愛する者を失う恐怖で夜も眠れない!!」 ハンニャバル
56巻 「本望」 ボン・クレー
57巻 「正義は勝つって!?そりゃあそうだろ 勝者だけが 正義だ!!!!」 ドンキホーテ・ドフラミンゴ
58巻 「“恋はいつでもハリケーン”なのじゃ!!!」 ボア・ハンコック
58巻 「バカな息子をそれでも愛そう」 白ひげ
59巻 「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は実在する!!!」 白ひげ
59巻 「愛してくれて………ありがとう!!!」 ポートガス・D・エース
59巻 「その海賊人生に一切の“逃げ傷”なし!!!!」 ナレーション
59巻 「命がも゛ったいだいっ!!!!」 コビー
59巻 「この戦争を終わらせに来た」 シャンクス
60巻 「失ったものばかり数えるな!!!!」 ジンベエ
60巻 「仲間がいるよ!!!!」 モンキー・D・ルフィ
61巻 「ゴチャゴチャ言ってねェで黙っておれに従え… 取るべきイスは…必ず奪う!!!」 トラファルガー・ロー
64巻 「敵か…味方か?…そんな事 お前らが!!勝手に決めろォ!!」 モンキー・D・ルフィ
65巻 「我らが“麦わらのルフィ”船長はいずれ海賊王になられるお方!!!」 ブルック
67巻 「弱ェ奴は死に方も選べねェ」 トラファルガー・ロー
67巻 「子供に 泣いて助けてって言われたら!!! もう背中向けられないじゃないっ!!!!」 ナミ
69巻 「女の…涙の落ちる音がした」 ヴィンスモーク・サンジ
69巻 「いつかこの海の王になる男なんだ!!!」 トニートニー・チョッパー
69巻 「そんなもんいくらでも売ってきた!!」 モンキー・D・ルフィ
71巻 「数えるべきなのァ まず敵の数よりも…守るべき人の数じゃござんせんか……?」 藤虎
74巻 「今からおれが!!! お前らの ”伝説のヒーロー”に なってやる!!!!」 ウソップ
75巻 「家族を笑う者はおれが許さん…!!!」 ドンキホーテ・ドフラミンゴ
76巻 「悪酔いしそうだぜ!!!」 フランキー&セニョールピンク
77巻 「愛してるぜ!!」 コラソン
79巻 「エースの人生だ…別にお前らを恨みやしないが… ――以後ルフィのバックにはおれがついてる!!!よく覚えとけ……!!!」 サボ
79巻 「おれはいいけど……!! ”火炎(エース)”が許さねェってよ!!」 サボ
79巻 「ほんじゃ…ルフィにゃ手ェ焼くだろうが…よろしく頼むよ!!」 サボ
80巻 「我ら7人!!命全霊をかけて この『子分盃』!! 勝手に頂戴いたしますだべ!!!」 バルトロメオ
80巻 「情けない話をするんじゃないよ『もしもあの時』なんて酔狂な世界は存在しない この結果だけが現実さ お前は敗けたんだ」 おつる
80巻 「うん!!! 一緒に暮らそうよ!!!」 レベッカ
80巻 「受けた愛に理由などつけるな!!!」 センゴク
81巻 「お待ちしていた… 雷ぞう殿は…ご無事です!!!」 イヌアラシ
81巻 「ルフィは“海賊王”になる男だ!!!」 ヴィンスモーク・サンジ
83巻 「おれは本気以外の戦い方 知らねェよ!!!」 モンキー・D・ルフィ
85巻 「死ぬ事を計画に入れるバカがどこにいますか お嬢さん」 ブルック
86巻 「未来の“海賊王”の仲間になろうっちゅう男が“四皇”ごときに臆しておられるかァ!!!」 ジンベエ
86巻 「未来を変える権利は皆平等にあるんだよ!!」 カポネ・ベッジ
89巻 「おれは信じられてる!!!」 モンキー・D・ルフィ&ヴィンスモーク・サンジ
89巻 「薄っぺらい援護などするな!!」 シャーロット・カタクリ
89巻 「おれはもう…お前を格下とは思わねェ」 シャーロット・カタクリ
89巻 「ずいぶん未来を見てやがる……!!」 シャーロット・カタクリ
93巻 「器の小さき男には一生食えぬ『おでん』に候!!」 霜月康イエ
96巻 「死は人の完成だ……!!!」 カイドウ
96巻 「煮えてなんぼのォ~おでんに候!!!!」 光月おでん
96巻 「海は海賊が相手だ!!」 モンキー・D・ルフィ
98巻 「四皇だから逃げる?おいナミ お前…あんのか……!? ウチの船長 “海賊王”にする気はよォ!!!」 フランキー
98巻 「またの名をヤマト!!!キミの為に死ねる!!!」 ヤマト
98巻 「ルフィは……”海賊王”には…なります…絶対に………」 ナミ
99巻 「おれはモンキー・D・ルフィお前らを超えて……“海賊王”になる男だ!!!」 モンキー・D・ルフィ
100巻 「地獄なら何度も行ってきた!!!」 モンキー・D・ルフィ
100巻 「仁義ってモンがあんだろうが アホンダラァ!!!」 ビッグマム
102巻 「船長と…親友との約束があんだ!!」 ロロノア・ゾロ
102巻 「彼こそ海賊王の両翼に相応しい男」 ニコ・ロビン

100巻を超える壮大なストーリーが特徴のワンピースなので、名言の数も膨大です。

その分、台詞を見るだけ名場面が思い浮かぶのも特徴。

メインキャラである麦わらの一味だけでなく、敵キャラやサブキャラに至るまで多くのキャラクターに名言があるのも面白いポイントとなっています。

過去ワンピースを追っていたけど、その長さについていけなくなった人なども、インパクトのある名シーンからまずは見てみてはいかがでしょうか。

内容が気になった場合は、面白そうなところから読んでいくのもオススメです。

 

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