2022年に韓国で放送されたドラマの中から、視聴率の高かったTOP10作品を紹介します。財閥を舞台にしたラブストーリーから弁護士ものまで、バラエティ豊かなジャンルの作品がランクイン。これらの人気作が、多くの視聴者を魅了した理由とは？キャストやストーリーの見どころと共に、各作品の魅力に迫ります！
1位：『財閥家の末息子』（JTBC）視聴率26.9%
ソン・ジュンギ×イ・ソンギョンの豪華共演で話題を集めた、財閥を舞台にしたラブストーリー。
あらすじ
財閥の御曹司ジン・ドジュンは、ある日突然家族を失ってしまう。一文無しになったドジュンは、KDIホテルのフロントマネージャー、チェ・ヒョンに出会い、彼女に助けられながら再起を図る。
キャスト
- ジン・ドジュン役：ソン・ジュンギ
- チェ・ヒョン役：イ・ソンギョン
- ウン・ヒョンミン役：シン・ヒョンビン
2位：『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』（ENA）視聴率17.5%
パク・ウンビン主演の法廷ドラマ。発達障害を持つ天才肌の弁護士を演じる。
あらすじ
発達障害を抱える弁護士ウ・ヨンウは、並外れた観察力と記憶力を武器に、難解な事件に挑む。一方、ヨンウを見守る先輩弁護士ハン・スンヨンとの関係にも注目が集まる。
キャスト
- ウ・ヨンウ役：パク・ウンビン
- ハン・スンヨン役：カン・テオ
- チョン・ミョンソク役：カン・ギヨン
3位：『シュルプ』（tvN）視聴率16.9%
音楽業界を舞台に、スターたちの光と影を描いた群像劇。人気アイドルグループEXOのスホが主演。
あらすじ
トップアイドルのウンジョとジェインは、音楽業界で生き残るため、それぞれの方法で成功を目指す。一方、新人プロデューサーのミヌは、彼らのために全てを捧げる覚悟を決める。
キャスト
- ウンジョ役：スホ（EXO）
- ジェイン役：チェ・ジョンア
- ミヌ役：チャン・ギヨン
4位：『わずか1000ウォンの弁護士』（SBS）視聴率15.2%
ナムグン・ミン主演の痛快法廷コメディ。1000ウォン（約10円）で依頼を受ける破天荒な弁護士の活躍を描く。
あらすじ
どんな依頼でも1000ウォンで引き受ける、型破りな弁護士チェ・ジフン。彼は助手のサウンと共に、巨悪に立ち向かっていく。一方、検事のベク・ヒョンジュとの確執も物語に大きく影響する。
キャスト
- チェ・ジフン役：ナムグン・ミン
- ベク・ヒョンジュ役：キム・ジウォン
- サウン役：イ・ジア
5位：『私たちのブルース』（tvN）視聴率14.6%
イ・ビョンホン×シン・ミナの共演で話題を集めた、人生の再スタートを描く感動作。
あらすじ
元プロボクサーのチャン・ガンドゥは、ある事件をきっかけに人生のどん底に落ちる。そんな彼を支えたのは、シングルマザーのミン・スニョだった。二人は互いを支え合いながら、新たな人生を歩み始める。
キャスト
- チャン・ガンドゥ役：イ・ビョンホン
- ミン・スニョ役：シン・ミナ
- パク・ジョンマン役：チョ・ハンチョル
6位：『ビッグマウス』（MBC）視聴率13.7%
イ・ジョンソク主演のサスペンスドラマ。詐欺師に仕立て上げられた主人公の逆転劇を描く。
あらすじ
三流弁護士のパク・チャンホは、ある日突然”ビッグマウス”と呼ばれる伝説の詐欺師に仕立て上げられ、投獄されてしまう。妻のゴ・ミホと共に、黒幕を暴くため奮闘するパク・チャンホの運命やいかに。
キャスト
- パク・チャンホ役：イ・ジョンソク
- ゴ・ミホ役：ユナ（少女時代）
- チェ・ドハ役：キム・ジュフン
7位：『アゲイン・マイ・ライフ』（KBS）視聴率12.0%
イ・ジョンウン×イ・ギュヒョン共演のファンタジードラマ。死後の世界で繰り広げられる人間ドラマ。
あらすじ
ホテリアのチャ・ジュンギルは、ある日事故で命を落としてしまう。死後の世界で、49日間の猶予を与えられたジュンギルは、胸に秘めた想いを伝えるべく奔走する。
キャスト
- チャ・ジュンギル役：イ・ジョンウン
- ミン・ギヒ役：イ・ギュヒョン
- チョン・テジュン役：ペク・ソンヒョン
8位：『社内お見合い』（SBS）視聴率11.6%
アン・ヒョソプ×キム・セジョン共演のオフィスラブコメディ。社内恋愛に悩む若者たちの姿を描く。
あらすじ
財閥系企業に勤める新入社員シン・ハリは、同じ部署の先輩カン・テムと出会い、恋に落ちる。しかし、社内恋愛禁止の掟に悩まされることに。周囲の目を盗んで進展する2人の関係の行方は？
キャスト
- シン・ハリ役：キム・セジョン
- カン・テム役：アン・ヒョソプ
- シン・ユソル役：ソ・イヒョン
9位：『二十五、二十一』（tvN）視聴率11.5%
ナム・ジュヒョク×キム・テリ共演の胸キュン青春ロマンス。90年代を舞台に、夢に向かって突き進む若者たちを描く。
あらすじ
1998年、アジア通貨危機の嵐が吹き荒れる中、高校生のナ・ヒドは、夢だったフェンシング選手の道を絶たれてしまう。そんな彼女の前に、熱血教師のペク・イジンが現れ、新たな道を示してくれる。
キャスト
- ナ・ヒド役：キム・テリ
- ペク・イジン役：ナム・ジュヒョク
- ゴ・ユリム役：ボナ（WJSN）
10位：『シスターズ』（tvN）視聴率11.1%
ハン・イェリ×イ・ソンギョン共演の姉妹愛を描いたヒューマンドラマ。
あらすじ
15年ぶりに再会した姉妹、ソンウとジュリ。互いに秘密を抱える2人だったが、一緒に暮らすことでわだかまりや誤解が解けていく。母親の介護をきっかけに、姉妹の絆は深まっていく。
キャスト
- パク・ソンウ役：ハン・イェリ
- パク・ジュリ役：イ・ソンギョン
- ハン・ジュンホ役：イ・ギュヒョン
2022年の韓国ドラマ界は、財閥や法曹界など、様々な職業を舞台にしたドラマが人気を博しました。『財閥家の末息子』や『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など、トップを飾った作品は、豪華キャストと巧みなストーリー展開で視聴者を魅了。社会派色の強いテーマを扱いつつも、ロマンスや人間ドラマの要素をバランス良く取り入れた点が成功の鍵となったようです。
また、『二十五、二十一』のような青春ドラマや、『シスターズ』のようなファミリードラマも健闘しました。懐かしさと新鮮さを兼ね備えた作品が、幅広い層の支持を集めました。
キャスト面では、ソン・ジュンギやイ・ジョンソクなど、人気・実力ともに国内トップクラスのスターたちが主演を務めた作品が目立ちます。新旧のスターが織りなす演技合戦も、各作品の見どころのひとつでした。
一方で、ハン・イェリやキム・セジョンなど、新世代の女優陣の活躍も光りました。等身大のキャラクターを好演し、共感を呼んだ彼女たちの存在感は、今後も要注目です。
2022年の韓国ドラマは、エンターテインメントとしての完成度の高さを証明した1年でした。先の読めない展開や、魅力的なキャラクター、リアルな感情描写など、あらゆる面で視聴者を引き付ける力を発揮。2023年以降も、韓国ドラマから目が離せません。新たなヒット作の登場に期待が高まります。