あらすじ
エピソード
最後に洗面所の鏡に書かれた お馬鹿さん(ハートマーク)が全てを物語っている 恐い一言 途中回は少しダレた感じがしましたが 最終回でこういう終わり方かと感心しました。
人生の負け組だった里矢子が、成りすましで勝ち組の陶子になったものの、おごりの罠に自分で、はまってしまったのは皮肉です。一方、引きこもりで、心に傷を受けた召使いのような久恵が、唯一、頼りにしていた女王様の里矢子に虐げられたのは、可哀そうです。久恵が里矢子の為に陶子も殺害したのに、里矢子に裏切られた結果、里矢子に毒を飲ませて復讐が成功したと思いました。でも、毒のせいで病気になったと思った里矢子が、まさかの演技で、久恵から逃げた里矢子が、久恵に懺悔して、2人が和解してハッピーエンドかと思いました。ところが想定外のドンデン返しで、里矢子が、幸せを取り戻した久恵の彼氏の宏幸を奪って、復讐したようです。愛と憎しみは表裏一体だと教えられたミステリーでした。
久恵ちゃんの復讐劇と見せかけて、実のところは陶子ちゃんの手のひらで完全に転がされていたというのは、何とも痛快で面白かったです。あんな衰弱した状態でも、陶子ちゃんは誰よりも強くて、正直ドン引きしたのは否めないものの、それでもしたたかさに感心せざるを得ないなと思いました。また、最後の最後であっさり男を捨てるシーンなんて傑作中の傑作です。もっとも、捨てられた方はあまりにも不憫でしたが、「さすがは陶子ちゃん」と手を叩きたくなりました。
何だかジメジメしててあんまり好きじゃないかも…と思いつつ最終回まで観てしまいました。支配する陶子と支配されてる久恵…途中で逆転したかと思えば 実際は逆転なんてしてなかった。陶子の真似しても満たされない久恵の虚しさが伝わってきた後の陶子の逆襲。この女 強すぎでした。しかも 最後まで 久恵を追い詰めて また ドン底に突き落とす…人を虐げて生きてる喜びを、感じるヤバい女でした。でも 人殺した久恵もヤバい女だった…
病気になった陶子は何もできないはずなのに、逃げるために意識が朦朧師ながらも食事を制限したりする陶子には圧巻しました。 それに完全に意識がはっきりしているはずなのに、病気のフリして倒れたり、プライドを捨てたような失禁をしたりして、さすが今まで”陶子”として演技をしていただけあるなと思いました。陶子じゃなかったらできなかった作戦だったなと感じました。 7話でも女性は怖いなと感じましたが、最終回を観て更に女性は怖い・何でも化ける存在だと改めて感じてしまいました。 半年後の未来はそれぞれ素敵な未来が待っているのかと思いきや、久恵の彼氏は陶子の計算・陶子はあんなに亮介と幸せになりたいと願っていたはずなのに別れたりする展開にはまたまた驚かされました。 山崎紘菜さん、北乃きいさん二人の演技には何度も圧巻されたドラマだと思いました。 女の執念をいうものが理解できたドラマだと感じました。
今まで憧れや羨望の気持ちを抱いていたと思っていた久恵演じる北乃きいさんが、実は陶子演じる山崎紘菜さんに嫉妬し、ペットから動けない状態に薬で自分が優位な立場になり、しかも殺人まで打ち明けてしまう狂気に近い北乃さん。成り代わるように陶子さんの服を身にまとい、新しい生まれ変わった自分を満喫するはずが、外で他人の目が気になってしまうアンバランスさ。そして、陶子に与えていた薬が水だったと気づいた衝撃。あれは全て陶子の演技、騙されていた久恵は今後どうするのか。サスペンス要素と復讐劇の展開が今後、気になります。
陶子が亮介に取られる、自分が捨てられると思ってわざわざ薬を使って病気にさせるなんて久恵は怖いなと思いました。 しかも、陶子と久恵の立場が逆転しているのにも違和感を感じましたが、立場が逆転していても久恵のやっていることが今までと変わらないのを見て、久恵は勝ち組になってもそれはただの表面上だけの問題で、中身は今までの久恵だということが伝わってきました。 やはり勝ち組になったからと言って何もかもが上手くいくわけないんだろうなと7話を通じて感じました。 久恵の逆転劇はどこまで続くのかと思いきや、まさかの衝撃展開で、最終回はどんな風に病気だった陶子が久恵から逃げることができたのか楽しみだなと思いました。
あくまで個人的なイメージに過ぎませんが、北乃きいさんが内向的というかうちに篭もるタイプの役を演じているのが珍しいなと思いました。若干違和感があるのは否めないけれど、不気味さだったり姉に対する異常なまでの尽くし方だったりから不思議と目が離せなくなっています。
1話の感想はまず、最初からドロドロしているドラマだとすぐわかりました。なぜかというと、共演者が真島秀和さんだからです。また、主役の山崎紘菜さんは知らなかったのですが、こういうドロドロしたドラマに合っていると思いました。それから、もう一人の主役の北乃きいさんが姉にいじめられる妹を上手く演じていて良かったです。 また、最後の方で共演者の長井短さんが出てきたので、主人公の陶子がその女性に何かをして、恨みを晴らしに来たのではないかと予測しました。
口コミ・感想
清純派のイメージがあった山崎紘菜さんが悪女を演じているのがとてもインパクトがあり衝撃的でした。姉妹としていびつな関係だなと思っていたら実は同級生だった…という展開には驚きました。北乃きいさん演じる久恵がどんどん闇落ちしていくところが怖かったです。久恵の陶子への依存関係はやはり異常であり、それを演じきった北乃さんもすごかったです。最後の最後までいろんなことが起こるので最終回までハラハラドキドキが止まりませんでした!
北乃きいちゃんハマり役でした。きいちゃんのこういうドロドロそうなドラマが好きなので見始めました。はじめはイマイチ関係性を理解するのが難しかったのですが、ドロドロしているドラマが好きなのでなんとなく見続けていました。話が進むにつれて、久恵が少しずつ豹変していくあたりから、面白くなっていきました。陶子と立場が逆転してどうなるのだろうと思いましたが、そこはやはり陶子でした!最後の最後まで裏切られた感じでした。その後の久恵の反撃が気になるとこです。