スピルバーグ監督とトム・ハンクスが「プライベート・ライアン」に続いて製作し、第2次世界大戦を題材にした全10話のミニ・シリーズ。製作費1億2千万ドル、撮影期間に9ヶ月を費やし、ヨーロッパを転戦する米陸軍101空挺師団・第506パラシュート歩兵連隊E中隊を描く。原作はスティーヴン・アンブローズのノンフィクション。ドラマに登場するキャラクターはすべて実在する人物で、生存している本人が各エピソードの冒頭に登場する。キャストにおいては、「フレンズ」のデヴィッド・シュワイマー以外は当時無名の俳優を揃え、徹底したリアリズムで熾烈な戦場を描いた。ゴールデン・グローブ作品賞、エミー賞作品賞など8部門受賞。1942年夏、ジョージア州トコア基地で激しい訓練に励むE中隊の兵士たち。だが、指揮官ソベルのやり方は反感を招き、隊員は副官のウィンターズに信頼を寄せる。2年後、E中隊はノルマンディの上空にパラシュートで降下、侵攻を開始するが、それは厳しく長い戦いの始まりだった…。主な出演に、ダミアン・ルイス(「ドリームキャッチャー」)、ロン・リヴィングストン(「交渉人 ~Standoff」)、ドニー・ウォールバーグ(「デッド・サイレンス」)、マシュー・セトル(「ゴシップガール」)。トム・ハンクスは第5話の監督と第1話の脚本も担当している。
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