あらすじ
エピソード
今回の話の感想は、主人公の柊木が教えた生徒達が卒業して社会人になってからの様々な人生が上手く描かれていたのが面白かったです。そんな中で司法試験に挑戦していた桐矢が、仲間達に会いに行っていたのですが、思っていたイメージと違って悩んでいた姿が気になりました。そしてみんなで集まる様にセッティングした場所に桐矢が現れなくて、探しに行って心配していた仲間達の前で桐矢が言った言葉が印象に残りました。そんな中で柊木の方もロースクールの重要性を講演していた場面が良かったです。そして今度は桐矢をみんなが励ましていたシーンでは、仲間の絆が見られたのが印象的でした。今回の話は、人は一人だけでは生きていけない事を教えてくれた素晴らしい回でした。
法科大学院という場所はとても厳かで緊張する所だろうなと思いました。しかし柊木の凛として青南ロースクールがどうあるべきか、法律家とはどうあるべきかを嬉々として語る姿はカッコよかったですね。彼女なら誰が相手でも、どんな相手でも第一話からブレる事なく自分を保つ事が出来ると思うので本当に見習いたいです。そして真中や桐矢達、仲間の絆。見ててさわやかな気持ちになりました。綺麗事ばかりでなく、現実を受け入れて頑張ろうとする姿勢に感動しました。
まず、ロースクールの生徒の照井らが思い描いていたものと違うと悩んでいたのは社会人になったからだと思いました。でも、照井らが諦めないで、問題に果敢に取り組んでいたことがよかったなと思いました。また、ロースクールの生徒の桐矢は一人だけ司法試験に何度も受かりませんでしたが、それでも諦めなかったのは仲間がいたからだと思いました。そういう仲間はよいと思いました。私もそういう仲間が作りたいなと思いました。それから、ロースクールの教師の柊木がロースクールの存在の意義について説明していましたが、学校というのはただ司法試験に受かるだけでなく、仲間を作ることも大事だとよくわかりました。
青南ローを卒業したメインキャストの生徒5人ですが、4人はすでに法律家に、そんな中、桐矢くん一人だけが司法試験に向けて勉強中なのは、辛いだろうなぁ~と感じられました。それでも桐矢くんは、4人とも仕事がうまく行かずに理想を失いかけているのを、初心に戻すように復活させる気遣いに、「桐矢くんっていい人だなぁ~」と思わずにいられませんでした。ピンチにおちいった法科大学院ですが、柊木先生の実体験をもとに語られた言葉で、いったん様子見になる展開も良かったなぁ~と思いました。守宮学院長も、柊木先生を選ぶなんて、見る目があるなぁ~と思いました。ラストシーンでも藍井先生の微笑みも、とても印象的で良いシーンですね。この笑みにキュンとした視聴者も多いと思います。
柊木から学んだことを、実務の現場に出た照井たちが実践している姿が嬉しかったです。でも、やっぱり効率を求められて悩むみんなの姿に胸が苦しくなりました。1人だけ司法試験に合格できていない桐矢もまた苦しんでいましたね…。出遅れていて焦っているはずなのに、悩んでいるみんなのために行動できる桐矢は本当にカッコよかったです!みんなに本音をぶつけられたのもよかったですね。桐矢から大切なものを思い出すキッカケをもらったみんなが、法律家として目の前の人に寄り添う姿はもう感動でした! 法律を身近に感じられた最高のドラマでした。
今回の話の感想は、藍井が病院に運ばれた事から様々な方向に話が展開したのが印象的でした。特に風見が事件に関与していたと言う事実には驚かされました。中でも主人公の柊木は、自分自身を責めていたのと、柊木と生徒達は自分達で独自に事件の真相を調べていたのが印象的でした。そして自分達のやり方で親身になって接していたのが良かったです。そんな中、柊木の最後の講義は人として素晴らしかったです。そして退院した藍井は、相変わらずの講義で面白かったです。このドラマを振り返ると人生を法の観点から学べた事が良かったです。
法律とは意義があるのか、本当に力を持っているのかそんな事を問われる内容だと感じました。しかし蓋を開ければ、法は使う人によって変わるもので一生懸命苦しむ人の為に寄り添い考え抜く事がより良い使い方なんだと思わされました。もちろん柊木が主人公ですが、真中や桐矢に照井とみんながものすごく成長し自分達の意志をハッキリと持ってこうしたい!と言い切る姿が気持ちよかったですね。それを見守る柊木の笑顔が、正に女神に見えました。
あのエンディング!最終回と見まごうほどでした。生徒たちの卒業式の正装姿がとてもきれいで、目を惹かれましたね。また、ドラマがスタートしたころは自分のことだけで他人のことなど省みずというような生徒が複数いましたが、みんな自ら進んで風見刑事のため、そして彼の妹・栞さんのために行動を起こすのを見ると、「みんな、成長したね~」と声をかけ、ほめてあげたいほどでした。加えて、退院して来て、授業に復帰した藍井先生の言葉もとても印象的で、感動が抑えられません!
最初の頃は司法試験の合格にしか興味のなかった照井たちが、期末試験を目前に控えているのに、塾の前で聞き込みをする姿が印象的でした。自分のためではなく、誰かのために力を尽くせるって素敵なことだと思いました。今まで柊木がみんなに教えてきたことは、間違っていませんでしたね。そんな照井たちの思いが風見に届いて本当によかったです!退院してきた藍井が、厳しいことを言いながらも、みんなの成長を認めるシーンには胸が熱くなりました。
藍井仁が、塾講師・松下の裁判に興味を持ったのは、裁判の内容ではなく、その裁判に固執する刑事・風見に危うさを感じたからではないでしょうか。風見が松下だけでなく、津山も付け回していたとしたら、津山の死は自殺ではなかったかもしれません。松下を庇って風見に刺された藍井が心配です。そもそも、裁判官が松下を無罪にしたのには理由があると思います。しかし、有罪なのに無罪になる可能性も捨てきれません。裁判に納得できない被害者家族が、罪を犯す姿に心が痛みました。「やっていないことを、やっていないと人に認めさせることはとても難しい」という言葉と、「自分は正しい。そういう思い込みが、冤罪を生んでいるの」という柊木雫の言葉が印象に残りました。
人気塾講師が、女性に暴行をした事件だが、証拠不十分で被害者も死亡してしまい不起訴。一人で警察官として調べていた風見が、停職処分になってしまった。塾講師が、生徒の女性に暴行したのに不起訴。風見が味方に依頼した女学生は、講師と2人きりになって過去の事件を調べようとしたが、塾講師にボイスレコーダーを持っていることがバレてしまい、その女学生も塾講師に脅されて、辱められた写真を逆に撮られてしまう。塾講師を追い詰められるのか。
柊木演じる北川景子さんの力になってきた、警察官の風見が、過去の塾講師の女子生徒への暴行事件を調べていて、不起訴処分になった事件を調べていたことで、停職処分になってしまった。女子生徒が自殺してしまったことで、明らかにされず不起訴になった塾講師を、ひとりで追いかけていたことで、逆にストーカー刑事とリークもされてしまった。柊木と、今まで人に興味を示さなかった藍井も強力したいと、申し出てくれて法律の抜け穴に対峙していく。
過去の犯罪を追いかける風見、自殺してしまった女子生徒の暴行被害を追い求める。そして、今また新たな被害者になる女子生徒を守ろうとして調べているが、現在の法律では裁くことができない。法律は万能ではない、そして冤罪被害者を出してはいけない。女子生徒が暴行される時に声が出せない。カッターナイフで脅されていた、恐怖心から声が出せない。やっていないことを、やっていないと証明する悪魔の証明の難しさ。考えさせられるストーリーでした。
風見が少しずつ壊れていく様な印象を受けたのがなかなか衝撃的でしたね。何か彼の中にはドス黒い感情が渦巻いていたのでしょう。もちろんそれは悪意とは正反対で、悪を憎むあまり自らの手を汚そうと思ってしまったと。しかしやはり法で人を裁く事が一番正しいと思います。怒りや憎しみによる行動は、結果としてまた新たな悲しみを生みかねないと思うからです。どうか柊木の、法で人を救うという場面を見る事が出来たらいいなと思いました。
藍井先生が刺されてしまったシーンはインパクト大で、衝撃的でした。また風見刑事はあそこまで追い込まれていたんだと思うと、心が痛みます。とうとうやってしまったなぁ~っていう感じがしました。やっぱり津山のことも風見刑事がやったのではないか?との考えが浮かびます。今回の本線では、被害者と加害者、それぞれの立場から意見が変わってしまうというのは改めて考えさせられました。安藤弁護士のファインプレーで、法と言う制度に失望中の向日葵ちゃんが復活する様子には明るい光を感じました。
今回の話の感想は、刑事の風見が停職処分になった事から、思わぬ方向に話が展開したのが印象的でした。そして風見が女子校生の事件を追っていた事と同時に主人公の柊木と生徒達は、判決内容について様々な感情をぶつけ合っていたのが気になりました。そんな中で女子校生の母親を安藤が弁護する事になって、柊木は生徒達を連れて行った場面では、激昂している天野の前で、親身になって安藤が接していたシーンは考えさせられました。そんな中で最後の場面では、独自で事件の真相を調べていた藍井の身に起きたシーンは衝撃的でした。その事からこの物語が、どの様に左右していくのか動向が気になりました。
風見さんにあんな悲しい過去があったとは衝撃でした。しかし松下の悪事を暴くためにとった行動で、女子高生が被害にあってしまったのは可哀想でなりませんでしたし、妹のような同じ被害者を生み出してしまった風見さんが松下を襲いたくなる気持ちはよく分かりました。警察として個人的感情を持ち込むのはやはり失格だし、個人的感情を持ち込まずに冷静な判断をくだしていくのは警察や弁護士といった職業の難しいところでもあるなと感じました。
このドラマが始まった当初は、感情を排除し、客観性に徹しているマシーンのような藍井先生が、人の心を持ったように変わったことが何とも印象的で、刺さりました。藍井先生を引き抜きに現れた予備校の話に最初のうちは乗り気のようでしたが、最後にはビシッと断る藍井先生の姿もとても良かったです。口元を緩ませる画が特に印象的です。変わったのは藍井先生だけでなく、柊木先生が担当する実務演習クラスの生徒たちも大きく成長しているように感じられ、そこに脚本・展開の良さが強く感じられました。
ここまで藍井先生に頼りきりな学校もどうなのかなと思いました。他の教師たちは一体何をしているのでしょうか。そして本人に直接聞かずに柊木先生に探りを入れさせる里崎もどうかしていると思ってしまいました。自分ならこんな不安な学校に入りたくありません。そして照井さんの不合格は残念でした。必死に照井さんを励まそうとする仲間たちの様子がなんとも可愛らしかったです。けれど、柊木先生が提案したやり方で、立ち直れたというのは無理があるように思いました。
北川景子さん演じる、裁判官として人に寄り添う考えと、山田裕貴さんが演じる感情よりも、六法全書を頭に叩き込む方針の一見、ぶつかり合い。しかし、山田さんの考えが変化していく。司法試験にチャレンジした生徒は、残念ながら合格出来なかった。しかし、自分のことしか考えられなかった司法修習生たち、そして山田さん演じるアオイ先生の気持ちが、少しずつだが変化している点が、見どころです。人として何が正しいのか?考える教育が印象的です。
どこのロースクールも生き残りに必死になっている現状を初めて知りました。若者が減っているので、当たり前なのですが、有能な山田裕貴さんを引き抜きに他のロースクールが動く話しは、新鮮でした。もし、北川景子さんと出会っていなかったならば、合格者実績のある山田さん演じるアオイは、倍額の報酬で移籍していたでしょう。しかし、くだらない!時間の無駄!と言いながらも、北川さんが演じる柊木の教育方針に影響を受けた事で、断ったのが印象的でした。
常に人の心を考えて結論を出す教育をする、北川景子さんが演じる柊木講師。その生徒が在学中に司法試験にチャレンジしたが、残念ながら受からなかった。しかし、優しく包み込むように生徒に接する、柊木講師。そして、みんなを巻き込んでいく、人として大切な想いを共有し合い、互いに競い合う方針が司法修習生に対して魅力的でした。人の人生を左右する権限を持つ人達、政治家も含めて庶民を知り、寄り添っていく人であって欲しいと願います。
照井を通して真中達みんなが意気消沈しているのがこちらまで落ち込んでしまうほどの雰囲気でした。まさか彼女が不合格になるとは思いませんでしたが、本当に可哀想でしたね。ここでやっと照井の本音が出て、どうしても合格したかったと言う強い思いと藍井塾についていけてなかったというのか彼女が独りでどれだけ苦しんできたのかがよく分かりました。しかし結局は最後に柊木のおかげでようやく立ち直る事が出来て良かったです。あんな体力も使ったゲームをするとは、発想が面白かったですね。そして真中達も前を向けて何だかテンションが上がってきました。
津山の死には驚かされたし、ここまで苦しめてしまうなんて裁判の仕事は、何て責任の重いものなんだろうとノンフィクションであっても人の運命を左右する、荷が重いものだと7話を観て思いました。 それにみんな動揺しているはずなのに、表に出そうとしないみんなは凄いし、桐矢くんはそれに敏感に反応しつつも再度将来について悩むことができたある意味良い経験だったのかもしれないなと思いました。 また、真中くんや照井さん含めた仲間感がひしひし伝わってくる感じがとても感動的でした。 このみんなの仲間感、何があっても壊れないでほしいなと感じました。 そして照井さんの試験の結果も気になるところで終わってしまったので次回の話が待ち遠しいです。
自分たちを脅かしていたクロウというストーカーが、その正体を暴かれた直後に自殺してしまい、動揺する学生たち。柊木も、自らの言動がその男の人生に少なからぬ影響を与えたことに対して、改めて衝撃を受けていました。法律家になることの難しさと同時に重さを感じた学生たちは、また、自らの人生をかけたチャレンジに対してさまざまな思いを新たにします。そして照井は仲間内ではただ一人現役で、一回目の司法試験にチャレンジすることに…。どうか、成功して欲しい!そして善き法律家になって頂きたい。その結果を見るのが怖いです。
津山が自殺した事で、純平が動揺するのも無理ないです。そんな中でみんなで頑張って行こうと言う感じが青春してますね。ただ、照井は少し前までかなり酷いことを言っていたのに、何事もなかったかのようにしている所は気になりました。いい話なんだけど、少し綺麗事のように見えてしまいます。せっかく藍井の特別授業を向日葵も受けたのに、司法試験を受けるのは照井なんですね。そのあたりから司法試験までの時間が急ぎすぎていて置いてけぼり感はありました。ただ、みなさんの演技はうまいなと感心します。特に藍井役の山田さんの演技は難しいのに、ちょっとした気持ちの変化がわかり流石です。
ロースクールで学び、司法試験合格を目指す難しさ、そして裁判官という人が人を裁き、判決を下さなければならない困難さを改めて感じました。Crowが誰か、明らかになって新しい人生を、生き直してくれるかと思った展開が、自殺をしてしまった。北川景子さん演じる柊木元裁判官の気持ち、それをカバーしてくれるような山田裕貴さんの言葉や、いつも素っ気ないながらも支えてくれている、人と人との繋がりを感じたストーリーでした。
このドラマが始まった当初、ツンツンして非常に印象が悪かった照井さんが、徐々にではありますが、柊木先生や周りの仲間たちによって、徐々にではありますが、心にゆとりが生まれて笑顔を見せるところに、思わずかわいいって思っちゃいます。いやがらせをしていた津山の自殺を知って以降の桐矢くんの気持ちはとてもよく分かります。誰だって恨まれたくないし、当事者になったら恐怖でしかないと思うんです。それでも前向きにさせてくれる仲間がとても大切というメッセージが伝わる良い回だったと思います。
このドラマは法律を扱うのがメインなだけあって、毎回ストーリーが少し難しいのが印象的ですね。しかし今回は津山が自殺してしまうという衝撃的な内容で、柊木はもう少しショックが大きくて立ち直るのに時間がかかるかと思いました。しかし彼女の中の信念は全く揺らぐことはなく、それすらも受け入れて生きていくというのはとても強い女性だなと羨ましくなるほどでしたね。また、ちょこちょこ照井さんがデレて来てるのが毎回何気に楽しみです。
今まで先生に対して驚くほどに失礼な態度をとったり、クラスメイトに対しても塩対応だった照井さんが段々と変わっていく様子は見ていて嬉しくなりました。ただ昔担当した被告人が自殺をしたことで、動揺してしまったのかもしれませんが、いきなり自信をなくして藍井先生にゼミを託すなど、柊木先生の無責任な行動には少しびっくりしてしまいました。生徒たちの影響のおかげなのか、最後にはコロッと元に戻っていて、そのきっかけがよく分からなかったし、その程度の落ち込みだったのかとびっくりしてしまいました。
嫌ないたずらやいたずらなのか?と疑うようなことが起きて偶然にも程があるなと思いましたが、柊先生に対しての恨みが生徒たちにも被害があるとは思いませんでした。 裁判官って確かに恨みを持たれる存在かもしれませんが、判決内容ではなく、裁判官の心ないたった一言で恨みを買われてしまうなんて思いもしない展開で驚愕でした。 今回のお話は相手に対して発言する言葉は気を付けようと教訓を学んだ気がしました。 また、藍井ゼミの選抜が向日葵ちゃんが入るなんて驚きでした。ここまで本気で頑張ってきたんだと思うと応援したくなりました。 真中くんたちも選抜に入れなくても男たちだけで、しかも真中くんの家で反省会をする模様が男の友情尊いなと感じてしまいました。
法に触れないギリギリのいやがらせをしている「クロウ」が、柊木先生および彼女の実務演習クラスの生徒たちにじわじわと迫って来るような展開が、サスペンス映画のような展開で面白いと思いました。しかし、案外あっさりと「クロウ」の正体が分かってしまい、少々拍子抜けしました。人によっては、津山のように感じる人も多いんだろうなぁと感じました。そして、今回の大詰めでは予想外の展開が待っていました。まさか、津山が自殺するなんて!本当に自殺何だろうか?と若干、疑いが消えません。
いつもと違う感じで生徒たちが、本当の裁判の事で話し合えるところがいいですね。元裁判官の立場ではわからない、挫折したものだけにしかわからない思考は、すごく意外でした。意外すぎてそんな事で恨まれてしまうのかという感覚です。多分何でも人のせいにする人は一部いますのでその中のほんの一部でしかないのですが、どんな言葉でも恨みをかってしまう職業につくという覚悟を生徒達はこの経験から得たのではないでしょうか。犯罪者を相手にする覚悟が司法の仕事をするのには必要かもしれません。模擬裁判も面白いのですが、マンネリ化せずにこういった深い意味のある内容が更に面白かったです。
柊木演じる北川景子さんの人にこだわった姿勢と、司法試験に合格するための最短ルートを教えていく藍井演じる山田裕貴さん、2人の全く異なる接し方の中で、生徒たちがドンドン成長していく姿が、見ていて気持ちいいです。人の気持ちに寄り添って、裁判官でも検事でも弁護士でも、なって欲しいと見ていて願います。六法全書が全てではなく、六法全書を人が最大限、人の未来や人生に関わるためにある!と、思わせてくれる展開が良いです。
藍井ゼミに入れれば、司法試験の合格に近づく!その選抜テストが行われて、毎年10人が選抜されるのに、今年は5人しか選抜されなかったが、まさかの番狂わせも起きた。crowと名乗る、嫌がらせが続く中で柊木は藍井に助言を求める。柊木の人に関わる信念は、諸刃の剣で相手によっては恨みを買ってしまうこともある、人の感じ方の難しさが印象的でした。しかし、柊木に学んだ生徒たちは、いつの間にか一体感が生まれ藍井ゼミの内容を、許可を得て共有することになった展開は、良かったです。
柊先生演じる北川景子さんの生徒達に次々と、鳥にまつわる不気味なイタズラが行われていたが、原因は柊が裁判官をしていた時の被告人がCROWと名乗り、嫌がらせを行なっていた。しかも、犯罪にならない法のギリギリのラインを狙って。ストーリー的には、完全に逆恨みになってしまうが、改めて裁判官の一言の重さ、その言葉を聞いた被告人の心理状況の難しさを、考えさせられるストーリーでした。良かれと思っての発言が恨みにかわる。人の心の難しさでした。
法律ドラマらしい、少し変わった内容だと思いました。CROWがやってくる嫌がらせはあくまで法に触れないもの。それも法律家にしか分からないくらいのラインのギリギリの所で犯人が相当勉強したであろう事は素人にも何となく分かりました。しかもその正体がまさか若者ではなく、昔の柊木の扱った裁判の被告とは意外でしたね。それほどに当時柊木が放った言葉に憎しみを感じるとは、ちょっと理解は難しいですが私も何も間違っ無いと思いました。
照井のつらかった過去がよく分かりましたが、見てていたたまれなかったです。痴漢の被害と言うのは本当に姑息で許せない犯罪ですね。人によっては照井みたいに心理的ストレスが凄くなって過呼吸なんかにもなることもあるのだと思うと、彼女の心の中を思うとたまらないです。すぐに克服とはいかないと思いますが、真中や桐矢達みんなが応援してるので少しずつ良くなっていくでしょう。また、クロウという新たな敵が現れましたが何だか姿を見せずすごく不気味ですね。
照井が今まで被害者感情が大きかったのは、過去に痴漢されたからで、その苦しみから抜け出せなかったのですね。痴漢された女性の心情がとても現れていて、雫が寄り添ってくれたからこそ照井の本音を聞き出せた感じがしました。照井の闇が雫に話したで少しは楽になれたのかもしれません。女性への性関係の犯罪は、その人の人生を全部引っ切り返してしまうことが多く、泣き寝入りすることも多い中、そういった題材を取り扱ってくれる事だけでも大きい意味があるように感じます。そして一連の鳥のいたずらは、烏と言う事がわかった時にちょっとゾッとしました。そうですね。烏といえば裁判官ですから、雫を苦しめるためだと思うとしっくり来ました。
気味の悪いイタズラの原因が柊木だったとは驚きでした。被告人の未来を想ってかけた柊木の言葉が、犯行の引き金だったことに更に驚かされました。柊木と藍井の2人では、この事実にはたどり着けなかったような気がします。客観的でかつ被告人の気持ちに寄り添う向日葵たちだったからこそ、被告人の津山の本当の気持ちに気づけたのだと思いました。そんな津山の突然の死をが、柊木を苦しめる展開になりそうだから心配でたまりません…。
今回の話の感想は、主人公の柊木が生徒達の為に自主性を重視していたなと思いました。そんな中で真中と水沢が考え方の違いで対立をしていたのが印象的でした。特に真中は、妹が就職の内定をもらった事で、立ち位置に悩んでいたのが気になりました。そして模擬裁判で二つのチームに分かれましたが、いつも以上に天野が主張していた姿が良かったです。そんな中で真中が和解を提案した場面には驚かされました。柊木の課した事案から、様々な角度からの考え方が見られたのが良かったです。
周りの人達を見返したいがために、弁護士を目指す真中。実務演習で和解を提案した真中を見て、真中は周りからの目を気にしない方が、実力が発揮できると思いました。勝つことではなく、依頼人が納得する形を探ることが、弁護士の理想の姿なのかもしれません。険悪だった真中と水沢が、お互いの事を認め合う姿が良かったです。一方、照井は、一人黙々と試験勉強をしていました。周りの目を気にせず、自分の信じる道を進む照井はカッコいいですが、少し寂しい気もします。試験を頑張った照井が、藍井塾に入れたのかが気になりました。
藍井がどうして模試を早めたかはわかりませんが、雫の模擬裁判の準備をする事で真中の心に変化が起き、被告人だけではなく、被害者家族の今後の配慮も考えながらの和解の提案が凄かったです。高橋文哉さんの言葉には心があり、心が救われた感じまでし、今までにない感動がありました。雫も被告人が不利だとわかってこの模擬裁判をしたのは、勝つためだけの裁判でないという事を教えたかったんでしょう。模擬裁判をする事で司法試験後の生徒たちは強いとは思いますが、実際の所藍井の教え方のほうが現実味がありそうですね。だからこそ学院長は雫と藍井がビッタリだと思ったのでしょうね。
山田裕貴さんの特別ゼミの生徒選抜試験の日程が一カ月も早まってしまい、慌てるロースクールの生徒たち。そんな空気の中でも、北川景子さんはブレることなく、司法試験合格だけではなく、合格の先の司法に携わっていく者の精神面、人の感情や正しさを教えていく姿が印象的で良かったです。今回も模擬裁判形式で、各自に考えさせる手法を取り入れて、少ないながらも真剣に向き合う生徒達の姿や、思考の成長が感じられて楽しめました。
ロースクールに通っている生徒それぞれにも、環境の違いや人生観の違いがある。同じように、民事訴訟ではお互いの価値観の違いから、裁判という形で結論を第三者である人たちに委ねなければならない状況になってしまう事もある。法律は人が作り、互いに理解し合える結論に近づけていくことが目的であり、勝つこと、負かすことが目的ではなく歩み寄ることの重要性、理解し合う大切さを改めて感じた良い模擬裁判のストーリーでした。
民事訴訟の模擬裁判、今回は建築現場で一人親方が転落して、その後に亡くなってしまった事故に対する保証額がテーマになっていた。受注先が過重労働をさせていた、安全性を怠っていた、亡くなった方への補償金を払えば受注元が、倒産の危機に陥って社員の方たちが路頭に迷ってしまう。このようなケースは、たぶん多くあるのだろう。生徒たちが導き出した答えは、示談交渉でお互いに歩み寄るという結論だったが、その結論に辿りつくまでの展開が、見どころでした。
みんなが藍井塾の選抜テストでピリピリしているのに、実務演習を続ける柊木がさすがでしたね!この実務演習があったからこそ、真中と水沢がお互いのことを知ることができたと思います。藍井は無駄だと言いますが、きっとみんなの変化を見て何か感じ始めていると思います。ただ、この実務演習が司法試験にどう結びつくのか、まだ見えてこないから、ここから先の展開が気になります。最初はやる気ゼロで弱々しかった向日葵が、なんだか急にたくましく成長していたのが、すごくうれしかったです♪
今回取り扱った裁判内容は、傍から見るとどう見ても原告のAさんが圧倒的に弱い立場であり真中の言う通りいくらB社から損害賠償をとれるかという所に目がいってしまいますね。しかしここでその彼が敢えて被告側に立つことで、本気で双方の事を考えるきっかけとなり良かったです。そこには天野や水沢達の本気で取り組む姿勢があったからだと思います。どうも自分達も先入観で物を見てしまいがちですが、それぞれに負けられない事情だってある場合もあると勉強になりました。
ついにあの照井が、柊木に心を許してくれましたね!あんなに冷静で強そうな照井が、痴漢被害のトラウマに苦しんでいたと知った時には胸が張り裂けそうになりました。でも、柊木が必死に照井に寄り添ってくれたから、照井の心が少し軽くなってほっとしました。今までは無駄な授業だと思っていた、実務演習の課題にも参加するようになって、ここからがこのドラマの本番だ!そんな気持ちになりました。まだまだ藍井に変化は見られませんが、きっとこれからじわじわと柊木の影響で、新しい藍井が見れそうだから楽しみです♪
成績が芳しくない桐矢ですが、実は仲間たちをつなぐ最重要人物なのではないかな?なんて思っちゃいました。孤立している水沢の心を解きほぐし、冷めきった照井の閉じた心を開いたりして、すごいですね。今はまだ法に携わる者のほんの卵かもしれませんが、大きく羽ばたいて欲しいという気持ちにさせてくれます。それから、横溝検事の声、声優の宮野真守さんが演じているだけあり、さすがと思えるあの優しいボイスが最高に良かったです。
今回の話は、黙秘権に焦点を当てて様々な角度から見られた事が面白かったです。そして実務演習の講義で否定側と肯定側に分かれたのですが、否定側の方に照井になった事が、更に物語を面白くさせてくれて良かったです。特に照井自身の感情とは、違った形でディベートをしていたのが印象的でした。そして主人公の柊木は、生徒達を成長させる為にやっていたのが良く伝わってきました。そんな中で藍井も柊木と同じ様な主張を、黙秘権について話していたのが意外で驚きました。今後の展開を見る事が楽しみです。
ロースクールの生徒たちの個性が徐々に明らかになってきた青春群像劇としては、見ごたえのあるドラマになってきたと感じています。第3話では、前田旺志郎さんと南沙良さんの対照的な設定の二人の気持ちがディベートを通じて徐々に通っていく様子が丁寧に描かれていたところが特に良かったです。しかし、山田裕貴さん演じる蒼井のキャラクターが期待したほど印象的でなく、山田さんの力の入った役作りが生かされていないように感じられるのがもったいないです。北川景子さん演じる主人公の柊木が何か事件について調べているようですが、何が描かれるか楽しみにしていたのにその進展が遅いのも気になります。今のところ、分かりやすい青春ドラマにした方が面白かったのではないかなと思っています。
照井が、容疑者の黙秘権を認めることは、被害者感情が無視されていると、テーブルを叩いて反論する姿は、照井自身の生い立ちに、何かトラウマがあるのかも知れません。その上、模擬法廷で、桐矢が、言い過ぎだと疑問に思ったのに、行き過ぎた加害者擁護は、無知無能な法律家の言い訳だ!。と照井の主張を代弁してしまったのは、微笑ましい桐矢の、お人好しぶりです。いずれにしても、柊木の実務演習に反対の藍井が、選抜テストを仕掛けて、振るい分けをすれば、照井、真中の成績上位者対、桐矢、天野、水沢に分裂しそうな予感がします。それが藍井の望むところだとすれば、柊木はピンチです。守宮がどこまで柊木を擁護できるのか見物です。
今までは全く発言をしていなかった照井が、桐矢と一緒になって意見をまとめる姿には驚かされました!2人が力を合わせて肯定派が勝利をした時はスカッとした気分になりました。でも、そんな照井が実務演習を辞めると言い出すなんて…。やっと照井も一緒にと思っていた柊木はびっくりしたと思います。果たしてかなり早まった藍井ゼミ選抜テストで、みんなは結果を出すことが出来るのでしょうか…。選抜テスト一色のみんなを柊木がどうやって実務演習に引き込むのか楽しみです♪
司法試験に合格させるためのロースクール、実務や現実的な観点を排除して、淡々と六法全書に属して指導していく山田裕貴さん。司法試験に合格するためにはやすくさんの自主ゼミに参加するのが一番の近道だが、裁判官経験者の北川景子さんは一見、授業には関係ないような人を知ること、ひとを知らないで判決は下せないと山田さんの教育方針と、真逆の教育授業を行なっていくストーリーが、イチケイのカラスの入間さんみたいで魅力的です。
司法を目指す人にとって、もっとも重要性が高いのは司法試験に合格すること。当たり前のことだけれども、司法試験に合格することをゴールとして良いのか?という問題提起を、このドラマでは伝えようとしているように感じます。裁判官だった北川景子さんの実務を知り、多くの人と関わってきたからこその、司法試験を目指す生徒達へのメッセージ。黙秘権は、是か非か?生徒同士で考えさせるシーンは見応えありました。知識ではなく体感している感覚。大切にして欲しいです。
今まではツッコミどころもありましたが、今回のディベートは生徒のためにもなり、お互いの視点で考える時間を持てたところ、まさにこういった授業が必要なんだと理解しました。雪乃と純平が本当の検事の横溝の裁判を見てから考え方が変わったようで、二人で協力した黙秘権のディベートは流石でした。ただ、真中のディベートも素晴らしかったです。どちらの意見も納得できるものですが、法律家が犯罪者にさせないための黙秘権と言う視点がなかったのでとても勉強にもなりました。ただ、どうしても今の法律として黙秘権が認められているので賛成派がどうしても有利になってしまうとは思いました。北川景子さんの優しい生徒への接し方がまたさらに良かったです。
まず、今回は黙秘権についてのディベートでしたが、被告に黙秘権がある理由は当事者になったことがないので、考えたこともありませんでした。もし、被告が黙秘権を使ったら、本当のことを言わないから、ずるいと思っていました。でも、やってもいないのに自白を強要される場合もあるので、黙秘権は大事な権利だと思いました。それから、ロースクールの生徒の照井がほんの少しですが、主人公の柊木のことが理解できたのかなと思っていましたが、照井はやはり効率主義だったのが、残念でした。
裁判では、当たり前に認められている黙秘権。北川景子さんが裁判官の経験からか、生徒さん達にディベートを提案し、司法試験とは直接関係ないかもしれませんが、自分で考える、周りの状況を考えさせられる良いテーマで、見応えありました。銭湯での入れ墨、タトゥーの入浴拒否。昭和生まれなので、個人的な記憶では子供の頃には入れ墨の入った人がいたなぁ、と思いながら時間帯を分けるなど、みんなで考えていく展開に魅力を感じました。
今まであまり明かされなかった、桐矢の過去がわかってまた彼のキャラクターに彩りが増えた印象です。ずっと司法試験に合格したいんだろうなとは思ってましたが、イマイチ気迫を感じないなと思ってました。しかし横溝の裁判を見て憧れが止まらず、感情を隠しきれずに涙を流したところは胸を打たれました。照井のツンデレぶりもなかなかでした。彼女もまた司法試験合格に向けて何か深い理由を胸に秘めているなと感じます。次回は真中たと思いますが、みんなの熱い動機を知りたいですね。
クールで人と群れるのがあまり好きそうじゃない照井さんがあんなに感情的になったり、桐矢にも対しても最初はただただ冷たい態度を取っていたのに気付いたらディベートも少し協力していたり姿を見て照井さんも少し変わっていて何だか感動しちゃいました。 3話で照井さんと桐矢の組み合わせって案外ありだなと感じさせました。 それに照井さんの論破の仕方もかっこよく、今回の話も魅入ってしまいました。 全体的に好きな回に入りますが、最後の水沢くんの桐矢に対して何か悟り、黙秘権を行使するというところがなんだか微笑ましかったし、桐矢と向日葵ちゃん、そして水沢くんに今後何かあれば面白いなと感じました。
タトゥーを入れている人=怖い人物との固定観念は、いかがなものか?と改めて考えさせられました。ストーリーが展開されるにつれ、自分の思いこみだと、ハッと気づかされました。この案件の決着を見る場面は、心が晴れるような清々しさがありました。水沢の告白、真中の援護などめちゃめちゃ良かったです。気になったのは真中です。彼が何者なのか?目的は何なのか?今後とも注目の人物だと思います。それから、田辺の自殺騒動を前にしても動じない藍井先生にはムッとします。柊木先生および実務演習クラスの5人が冷血漢の藍井先生をも飲み込んで欲しいですね。
みんなに言わずに必死にバイトを掛け持ちして、勉強を頑張っていた水沢が、笑うところが見れてほっとしました!落ちこぼれの3人たちは、どうあがいても司法試験合格は難しいという藍井ですが、どうなんでしょうね…。柊木がやってきてからは、本当に学ぶことが楽しそうに見えます。もちろん楽しいだけじゃ合格なんてできないと思いますが、もし自分が困って相談するなら照井たち優等生より、水沢や向日葵、桐矢たち落ちこぼれの方がいいです!これからの展開が楽しみです♪
青南ロースクールの生徒達にはやはり思い思いの志望動機がある事がわかり、人間味を感じますね。特に水沢はお手本の様に、正義感の強い男性で非常に好感が持てました。しかしお金がなく、現実にそれが理由でなかなか実現できないのは本当に苦しいと思います。しかし柊木の上手なフォローでこれをまとめる事が出来たのは流石だなと思いました。また、銭湯の問題もなかなか難しい問題で昔とは見られ方が違うというのも判例に影響するのも面白かったです。これからもう少し優しい社会になればいいなと思いました。
ラストシーンは衝撃的すぎました。藍井先生の人間味を欠く言葉が引き金になってロースクールの生徒・田辺が自殺をするなんて!ロースクール全体が藍井先生第一主義みたいな雰囲気が漂っていましたね。しかも、藍井先生が、効率重視の人間味排除みたいな様子で、殺伐とした印象です。しかし、人間の心を大切にする柊木先生の登場で、生徒たちはおろか、藍井先生まで変わっていくのではないか?と期待しています。少々気になったのは、守宮学院と生徒の1人、真中との会話です。真中ってどんな人物なのか?と気になりました。
裁判官からロースクールの教師となった主人公柊木先生が爽やかで真っすぐで好感が持てます。いろんな思いを抱えた生徒たちに対して法律を学ぶ重みを伝えてくれる存在になっているのがいいなと思いました。1話で描かれた模擬裁判は本当の裁判のようでハラハラしました。書面の法律をただ覚えるだけではなく、裁判の場に立つ被告人にも感情があるということを忘れてはいけないと思いました。学生役の高橋文哉さんには頑張ってほしいです!
何かと重視されるのは効率なんだと、とても自然に描かれていてよかったです。裁判官=エリート、実務家教員への異動=左遷、そんなイメージを描いていた学生たちでしたが、柊木にとってはそうじゃないんだとわかる第1話で面白かったです!あくまでも効率にこだわる藍井と柊木の対立はバチバチしていて見ごたえありましたね。きっとこれからも、バチバチしながらお互いを見つめ直していくのでしょうね!不器用で非効率な柊木だからこそ、大切な真実に気づけそうだから、これからの展開が楽しみです♪
どうしてこう、北川景子さんの演じるキャラクターはいつも魅力的なんだろう。柊木さんの天真爛漫かつ、決してエリート一筋でなかった人特有の優しさが生徒に対して出ていると思い、すぐ心を掴まれました。 対して、山田裕貴さんのキャラクター、ある種天才のみが勝ち上がれる特殊な仕事というのも対比で浮き彫りにしているのも良いですね。なんだか金田一耕助のようなビジュアルも面白い。個人的には、柊木さんの意見にひたすら反感を覚えている照井さんがどう回を追うごとに変わるか楽しみにしていたりします。
まず、ロースクールを舞台にしているのが新しいと思いました。また、模擬裁判なのに本当の裁判のように思えるのが俳優さんの質が高いと思いました。それから、主役の北川景子さんの教師役が映画の「約束のネバーランド」の寮母役を思い出してしまって、裏表があるのかなと疑ってしまいます。でも、今回は生徒の真中が天野の自転車をいたずらしたのではないかと思うので、真中に裏表がありそうです。今回は河村花さんや前田拳太郎さんなど、名前を聞いたこともない人もいて、どんな人か楽しみです。
北川さん演じる雫と山田さん演じる藍井の二人の教員が考え方が全く違う所が面白いですね。司法試験合格することだけを目標とする藍井に、司法試験合格したあとが大切だと思っている雫。藍井の教え方についていく人が多い事が、このロースクールの問題だと思います。学院長もそう思って雫を引き入れたのではないでしょうか。模擬裁判という形での授業はとても参考になり、明らかに弁護側の生徒達のほうがいろんな事を調べ、どんな反撃が来ても良いように準備していましたね。照井という生徒は、ずっと雫に反論してばかりで、かなりイライラしましたが、高橋文哉さん演じる真中が照井より曲者な感じがしました。
1話からの模擬裁判の内容がとても凝っていてかなり魅入ってしまうくらい面白かったです。 普通に考えても弁護側が不利な立場なのに、逆転劇はすさまじかったです。観ているだけでもこの爽快感を感じれるのはこのドラマの良さだなと初っ端から感じました。 私情を挟むのは確かに良くない。 だけど、被告人の気持ちに立って考えることも立派な弁護士の立場だなと感じさせられました。 実際、弁護側の意見が本当なのか、事実は分かりませんが、細かいところまで見た上での見解はとても素晴らしく、落ちこぼれの生徒達がここまで頑張れる姿には胸を打たれました。 1話からこんなに面白かったので今後の展開、特に生徒たちの変化がとても楽しみになりました。
いきなり裁判官からロースクールに行かされる柊木の気持ちを考えると、かなりキツイだろうに凄いなと思います。その中でも腐らず現実を受け入れ、ちゃんと生徒たちに自分が受けてきた経験とか、どうあるべきだとかを伝えようと切り替えられるのは本当にそこが一番凄いです。でもここで藍井というあまりにも対照的な人物がいる事で、生徒たちは色んな角度で物事を学べると思います。法律とは六法全書に全ての事が書かれていると思いますが、それを扱う人間の解釈で、如何様にでも変わるところが面白いと思います。
口コミ・感想
ロースクールを舞台としたドラマは初めてのため、専門用語など難しいのではないかという心配もありましたが、ドラマをみてみると難しいことは何もなく、テンポよく進むストーリーや学生たちの葛藤する思いなどいろいろな視点があり、1時間があっという間です。文字でしか書いていない対象者のバックグラウンドを想像していくという、試験には関係ないけれど弁護士として検事として大切なものを学んでいく学生たちとともに自分もいろいろと考えさせられました。北川景子と山田裕貴の対照的な教師も今後関係性がどうなっていくのか楽しみです。一癖ある生徒たちも気になります!
『女神(テミス)の教室』は、法律系のドラマとしては上質な作品だと感じました。物語は、法科大学院で繰り広げられる法律的なトラブルや裁判を中心に展開しており、登場人物たちの心理描写も丁寧に描かれています。特に、主人公である冬木薫の心境の変化や成長が印象的でした。法学を学ぶことを通じて、彼女が自分自身や社会に対して抱く様々な疑問や不満が明らかになり、それらに向き合う姿勢が素晴らしかったです。また、彼女が法廷で見せる機知に富んだ弁舌も見どころの一つです。ただし、物語の展開には少々予想しやすい部分があると感じました。法律ドラマにありがちな展開が多く、少し平凡な印象を受けました。また、劇中に出てくる法律用語や手続きについての説明が多く、法律に詳しくない人にとっては少し難解かもしれません。総じて、『女神(テミス)の教室』は、法律系のドラマとしては上質な作品であると言えます。法学を学ぶことを通じて、登場人物たちの成長や心境の変化が描かれており、法廷のシーンもドキドキさせるものがあります。ただし、展開が予想しやすい部分や、法律用語についての説明が多い点には改善の余地があるかもしれません。
北川景子さん演じる柊木が、ロースクールの生徒に理想と現実の両方を伝えようとしているところに好感が持てました。話が進むにつれて相方になるであろう山田裕貴さんの突き抜けた演技も見ごたえありです。柊木が関わる生徒たちも、落ちこぼれというだけではなく闇がありそうなので、これからどう展開していくのか気になりました。ブレイクが近いと言われている高橋文哉さんの場面ごとの演じ分けには早くも引き付けられるものがあったので期待したいです。
北川景子さん演じる柊木先生がもっとヘマをしていく感じのストーリーかと思っていましたが、やることなすことにきちんと意味を持った先生だったので思っていた以上に面白かったです。ただ、実際にロースクールに行ったことがないので分からないのですが、本当にあんな学生たちがいるのかなと思ってしまいました。特に照井さんは事あるごとに柊木先生を否定し、見ている方がイライラしてしまいました。学生たちそれぞれに抱えている問題がありそうなので、これからどうなっていくのか、どのような成長を見せてくれるのかとても楽しみになりました。
なんと言うか、高橋文哉くんが演じている役苦手ですね。彼自身のことは色んなドラマを見て好きになっていたのに、それが全部台無しになりかけてしまいました。表向きはいい顔しているけれど、性格の悪さが滲み出ていて、今後どうなるのか考えると気が重くなりました。こういう役はあんまりやって欲しくなかったなという気持ちでいっぱいですよ。ああいう感じのいけ好かないモテ男とか、どこの世代に需要があるのかまるで分かりません。
やっぱり、北川景子さんが主演を務めているドラマにハズレってありませんよね。法曹関連のことは内容的に難しくて、理解が追いつかないなんていうことも珍しくはありません。しかし、1話のラストの模擬裁判は私でも十分にわかりやすく描かれていたように感じました。被告人の感情がこちらにまで伝わってくる、実にあつい裁判になっていたと言えるでしょう。被告人役の女の子の演技が何より印象に残りましたね。主演以外にも見どころを見つけられました。
山田裕貴さん、教師役が板に付いてきた印象を受けます。「ここは今から倫理の時間です」「ちむどんどん」など、これらの作品での経験の積み重ねが結実しているものと思われます。何やら影のあるキャラクターとなっており、今後どうなっていくのか楽しみで仕方がありません。もっとも、クソつまらない&怖すぎる授業はなるべく見たくはありません。あれを見てしまうと、私の場合においては、ロースクールに行くのが億劫になりかねません。
とにかく北川景子がカワイイ。こんな先生がいたらいいなっていう大人版学園ドラマ。弁護士や検事を扱ったドラマはこれまでにありましたが、ロースクールという新しい切り口で、新鮮に感じた。ただ生徒が高橋文哉くんや南沙良ちゃんといった旬な人たちで、メインの五人の生徒以外の人は全くと言ってイイほど本編にかかわらないのが残念。教員役の山田裕貴も天才判例オタクにはちょっと文学的雰囲気が漂いすぎていた。
月9というだけで内容にあまり期待せずに見始めましたが、今では毎週楽しみにしています。法律がテーマのドラマは今までもありましたが、舞台がロースクールなのは今までになく新鮮です。特に実務演習のシーンでは、難しい法律がとてもわかりやすく身近に感じることができます。話が進む毎に柊先生と5人の生徒の距離が少しずつ縮まっていく様子も見ていてほっこりします。山田裕貴さんの演技が特に上手だと思いました。本当にいろんな役柄を演じていて驚きます。
法曹界の受験生のストーリーが新鮮で楽しめました。山田裕貴さん演じる合格させるための授業カリキュラムvs北川景子さん演じる元裁判官としての合格させるためだけではなく、人の人生を左右する責任感を育む対比。難関であろう司法試験、六法全書を叩き込まなければならない学生さん達の焦り、しかし必ず人が関わり、その関わり方で判断が変わる模擬裁判形式のストーリーは一話目で興味を引きました。今後のストーリー展開に期待です。
今までに、弁護士さんや検事さん、裁判官の方のドラマは多々ありましたが、それを目指している生徒さん達の話しは記憶人なく、楽しみにしていました。一話目でいきなり裁判官だった北川景子さんが講師になる展開。このような人事があることも知らなかったので、新鮮でした。試験に合格させるためのカリキュラムを淡々と実施する山田裕貴さんの勉強方針と、裁判官を経験していたからこそ伝えることが出来る、勉強への向き合い方が見応えありました。
裁判官の北川景子さん、人を知らなければ良い法律家にはなれない!と、一つ一つの案件に真摯に向き合い過ぎて、なんとロースクールの派遣教員に辞令が出てしまう。裁判官は案件の処理するスピードで赤字、黒字と判断されてしまう話しを思い出してしまいました。ロースクールで行われた模擬裁判、被告役の女性生徒が犯行を否認して生徒間で、理想の裁判が開かれた論争が将来の裁判官、検事、弁護士の人達を育てていくのに素晴らしい体験に感じられました。今後が楽しみなドラマです。
北川景子さんの食べっぷりがめちゃくちゃ好きです。みたらし団子を頬張っているのとか可愛いくて。あと、結構こってりしたガッツリ飯とかも平らげちゃうところが良いですよね。スリムな体のどこに消えていくのか謎ではあるけど、見ているこっちからすると食べっぷりが良い人の食事風景は見ていて楽しい。山田裕貴さんがムシャムシャとポップコーンを食べているのも印象的でしたね。あれはあれでポップコーンが食べたくなりました。
法曹関係のことって、本当に難しい。法の下ではなんちゃらとか、なんというか時と場合によるんじゃない?って思ってしまうことが多い。黙秘権は特にどうなんだろうなって考えさせられた。どっちの言い分も理解できるから、やっぱり法律ってなんなんだろうなってわからなくなっていった。改めて法律に則って裁きを下す人たちの大変さが如実に出てるのかなって感じた。なにかと無知な自分には、正直わからないことの連続でしかない。
山田裕貴さん、藍井先生が何でまああんなに無愛想なのか気になるところ。生徒に対してだけでなく、他の先生に対しての当たりも随分強く見えるんだよな。あれには何か理由があるのだろう。彼の過去について深く掘り下げる回があってもいいのでは?個人的にそこら辺のことが一番気になっているかもしれない。試験の結果も気になるが、やはり藍井先生。昔からああいう性格だったのだろうか。それとも何かのきっかけで変わったのだろうか。
ロースクールに通っているからといって、それが恋愛をしてはいけないみたいな理由にはならんでしょ。まあ、勉強しに来ているわけだから色恋にうつつを抜かしている暇なんてないだろうけどね。でも、少しくらいトキメキがあった方が勉強の方も捗るってもんじゃないのだろうか。勉強と恋愛、このふたつを両立している学生とか如何にも青春を謳歌しているように見えるな。全然関係ないけどさ、向日葵ちゃん本当に変わったよね。もちろんいい意味で。
北川景子さんの役、何だかすこぶる善人臭がして苦手意識を抱いてしまいます。彼女が仰っていることは正しいのでしょうけど、どれもこれも模範的な気がしてなりません。正直、彼女の授業にはあまり参加したくはありません。もっとも、威圧的な印象しか感じられない藍井先生よりかは幾分マシではありますよね。ちょっと両極端過ぎやしませんか。あまりにも正反対な2人を見ていると疲れてしまいますよ。この中間はいないのでしょうか。
すっかり見慣れてしまって違和感を覚えることがなくなってしまいましたが、宮野真守さんって声優ですよね。昨今のドラマは声優枠でも設けてらっしゃるのかしら?やたらと声優を使いたがる風潮が感じられるようになりました。演技に違和感がなければ問題はないでしょうが、声優を起用することによって俳優の枠がひとつ減らされているのかなとか考えると複雑ですよね。声優には声優の、俳優には俳優の仕事があると思わずにはいられません。
このドラマ、最終回をやる必要があったのかしら?と疑問を抱かずにはいられません。だって、最終回の一つ前の回が最終回みたいでしたし、あえてその後を描く必要があったようには思えませんね。テレビ的な尺の都合なのか知らないけれど、正直無駄だったのではないかと思いました。やたらきりやくんが可哀想に見える展開も嫌でしたね。彼だけが司法試験に落ちているとか、そんなことは知らずにいたかったです。最近の月9は変な最終回が多くありませんか?
藍井先生がすっかりしずくさんを信用しちゃってるのが面白いです。相変わらずの無愛想ではあるものの、随分と変わったもんだよなって感慨深くなりました。今でもお徳用と思しきお菓子をボリボリ食べているのだろうか。最終回ではそれが見られなかったからめちゃくちゃ気になって仕方がありません。ポップコーンに柿ピー、次は何が出てくるのかなって楽しみにしていました。細かいところをツッコミを入れるのはそういう性分なのでごめんなさい。
周りの子たちが司法試験に合格して、各々忙しく働いている中で、ひとり司法試験の勉強を続けていた彼の心情を思うと胸が苦しくなったな。周りに置いていかれている感は半端じゃなかっただろう。それでも腐ることなくやり遂げたのは立派なことだ。最後に、みんなで合格発表を見に行くシーンが実に微笑ましかった。みんなが付いてきてくれるなんて、彼の人徳をそのまま表しているようではないか。本当ならそんなことに付き合っている暇なんてないだろう。
ロースクールを舞台にした今までになかった題材のドラマで、法律のドラマはとっかかりづらいかと思っていましたが最終回まで観れました。 個人的には、途中少しだれた感じはありましたが、最終回は青春ドラマらしく終えたという感想です。 桐谷君以外のメンバーが法律家になってからの葛藤などきれいごとだけを描くだけではなく、現実部分を描いていてたところも良かったです。 そんな法律家になった仲間を助けようとする桐谷君と逆に桐谷君を励ます仲間たちの姿も良い青春ドラマとして完結したと思いました。
桐矢も合格して、ホッと笑顔になれた最終話でした。せっかく難関試験を通っても、その仕事量は膨大。それを裁くだけで精一杯になる元生徒たちの現実に、こちらも辛かった中盤。けれどその空気を変えたのは桐矢の訪問でした。自身、皆に遅れまだ試験を受け続けている状態はきつかっただろうに、人の想いを推し量る力はピカイチの桐矢。仲間とのチームワークの良さは健在と示してくれました。法科大学院の必要性も問われた今話。社会に出てからの生徒たちを支える根っこになると思えば、必要性は否めません。覚えることが無限にあるように感じる勉強をこなし、法律家となる人々のすごさを思い知ったドラマとなりました。
北川景子さんが地味な服装なのに美しすぎます。 学生たちに優しい語り口調で丁寧に話すところは、品の良さと聡明さが伝わってきます。 変わった服装でボサボサ頭、冷たそうに見える山田裕貴さんも、実は学生たちや柊木のことを心配している優しさが見えてホッとします。 学生たちは、最初はバラバラだったのに勉強を通じてお互いを思い合ったり、目標に向かう強い気持ちを確認したりして、成長していく姿を見ているのが心地良いです。 司法試験など自分には全く関係のないことですが、法律や裁判がある意味を深く考えさせられる場面も多く、勉強になります。 今期だけでなく、もっと続けて見てみたい番組です。
ロースクールが舞台という今まであまりなかった話なので新鮮です。事件の解決や裁判で何かが起こるというわけではありませんが、より一般人にも法律とは何か、ということを考えさせられるないいようになっていると思います。裁判官だった柊木先生の生徒たちへの寄り添い方がとてもフラットで素晴らしく、それを見ているだけでもこのドラマの意義があるような気がします。生徒の照井さんはかなりクールでちょっと心配になりますが、彼女自身がどう変わっていくのか気になります。
まさか風見が津山を死に追いやっていたなんて衝撃でした。妹のことで法律を信じられなくなってしまった風見の心を動かすのは並大抵のことではなかったと思います。それをやってのけた照井たちは素晴らしいです!柊木が大切にしていることを、きちんと理解して実践したからこそ、風見の心を動かせたのだと思います!退院した藍井が早速、柊木に藍井節をぶつけるところがよかったです。すっかり柊木に影響受けてる藍井が見れて嬉しかったです! 無事に卒業した5人がどんな結末を迎えるのか楽しみです♪
藍井先生がはじめて認めてくれたところは素直に良かったなと言えます。そこだけですかね、藍井先生に関することで良かったと言えるのは。それ以外だと基本イラッとすることしか口にしていないように思えますよね。昔何かあった可能性はそこから見て取れるが、露骨な態度は見ていて不快にさせるだけでしょう。はっきり言って何の得にもなり得ないし、個人的に恐怖でしかないために早急にやめていただきたいと心より願っております。
現役裁判官がロースクールに赴任し生徒たちに様々な方向から物事をみることを生徒たちに教えていくのですが、考えがしっかりといて観ていても興味を持てるストーリーになっています。今注目を集めている高橋文哉さん、南沙良さんが出ているところも魅力の一つです。今のところストーリーてきには特に驚く展開はありませんが、テンポも悪くないので観ていてストレスなく観れています。尾上松也さん演じる風見が担当した事件がこの先どのようにストーリーに反映していくのかも楽しみの一つです。
山田裕貴さんの役者としての資質が遺憾なく発揮されていますね。ムードメーカーな役から、こういった無愛想で威圧的な役まで、彼が演じると何の違和感も与えることがありません。まだまだ若いのに、感心させられるなと常々思っています。対する北川景子さんは、いつも似たような役ばかりな印象を受けますね。舞台をバカにする訳ではありませんが、どこか芝居がかった大袈裟な演技に苦手意識を抱いてしまいます。ただし、下手だとは思っていません。
これまで幾度となく法曹関連のドラマないし映画が世に出てきたけれども、ロースクールに着目したドラマというのは、私が知る限りでは初めてではないかという気がしております。それ故に、目にするもの全てが新鮮であって、ロースクールの何たるを知ったような気になれました。もっとも、30そこそこになっても司法試験に通らず切羽詰まった人がいるという紛れもない事実、あれは衝撃としか言いようがありません。実際シビアな世界なのでしょうね。
弁護士や検事をメインとするドラマかと思いきや…なるほど!ロースクールを舞台とするなんて!これは新しい視点で描かれていて、とても面白いなと思いました。弁護士たちの葛藤する姿などではなく、弁護士が誕生するまでにはこんなに大変な勉強があって苦労しているんだというのも、今までのドラマでは見えてなかった部分。そして弁護士に限らず、検事や裁判官など、法曹界におけるさまざまな業種を目の前に司法試験へとつなげていく学生たちの姿が写し出されていて、どこか裏側の世界を見ているような好奇心とドキドキがありました。学生たちのリアルな姿や正反対の考えの教師2人、さまざまな判例…毎回学生たちと同じように判例を考えたりして見てしまいました。とても面白かったです!弁護士や検事をメインとするドラマかと思いきや…なるほど!ロースクールを舞台とするなんて!これは新しい視点で描かれていて、とても面白いなと思いました。弁護士たちの葛藤する姿などではなく、弁護士が誕生するまでにはこんなに大変な勉強があって苦労しているんだというのも、今までのドラマでは見えてなかった部分。そして弁護士に限らず、検事や裁判官など、法曹界におけるさまざまな業種を目の前に司法試験へとつなげていく学生たちの姿が写し出されていて、どこか裏側の世界を見ているような好奇心とドキドキがありました。学生たちのリアルな姿や正反対の考えの教師2人、さまざまな判例…毎回学生たちと同じように判例を考えたりして見てしまいました。とても面白かったです!
照井さんのことはずっと好きになれずにいたけれど、この前の回でようやく好きになれた。もっとも、照井さんに対する株が爆上がりしたとかそういうのではなくて、あくまで周りの友人の尽力によるものではある。つくづく恵まれた友人関係を築けているよねって羨ましくなった。本当だったら、ロースクールに友人は不要と言われても仕方のないこと。でも、何かあったときに助けてくれるのは友人なんだよなってしみじみ思うドラマになってた。
しずく先生に藍井先生が「照井を連れ戻してくれた」って言ってくれたことが何よりも嬉しかったです。これまでしずく先生のことを馬鹿にしてばかりで、労ったことなんて1度もなかったから、あのセリフはめちゃくちゃ効きました。効果絶大で忘れられません。欲を言うのであれば、もう少し朗らかな顔で言ってくれたらなとは思いました。これは、いつか藍井先生の極上スマイルが見られる日を心から楽しみにするしかなさそうですよね。
ロースクールで仲良しこよしってどうなの?っていう厳しい意見が飛び交っても不思議では無いドラマ。実際、交友関係を充実させている間に勉強する時間はどんどん奪われていく気がしてならない。あくまでこのドラマって理想に過ぎないんだろうね。仲良しこよししながらも勉強はきっちりやって成績を上げていこう、みたいな感じかな。言っちゃ悪いが上手くいくはずがないだろうよ。どっちも手に入れようだなんて欲張りにも程がある。
北川景子さんや山田裕貴さんの演技が自然でとてもよい。また、生徒たちも司法試験という超難関試験に立ち向かっていく中でのそれぞれの気持ちの変化や葛藤がよく描かれており、大学生である身なのでところどころ共感できる部分もあり引き込まれる。みんなかっこいいしかわいい。 個人的には、照井さんが話が進むにつれ自分の考えや悩みを素直に打ち明けられるようになっていくのが特によいと感じた。 後、主題歌の「まぶた」もとても良い!
ロースクールの学生さんにしてはあまりに基礎的な法律を知らないのでは⁉︎と思うような場面もありますが、基本的にはなかなかに厳しいロースクールの現実の中で、優しく温かい人間関係がライトに描かれていて、月曜日の夜に観るには観やすくていいなと思いながら観ています。 8話で扱われた憲法27条「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」という条文にはっとしました。義務の前に権利がある。 勤労の喜びや達成感を味わう権利がある。 どうか、学生さんたちが、優しく思いやりのある法律家になれますように。
まさか嫌がらせをしていた犯人が自殺するなんて思ってなかった。こんな最期納得できないよ。何の罪にも咎められずに勝手に死んでいくとか許せないや。その自殺の裏側にはきっと何かあるんだろうけどね。モヤモヤしたまま1週間過ごさなくちゃいけない我々視聴者はかなりキツいよ。早くことの真相が知りたくてしょうがない。嫌がらせがおさまったという意味では死んで良かったのかもしれない。もしかして主人公にやたら好意的なあの人なんだろうか。
「偉そうに見えたのならごめんなさい」みたいなニュアンスで謝っていたと思うけど、実際偉そうに見えた気がします。北川景子さんの演技がそう見せているのではないでしょうか。あえてそういう風に演じているとは思いますが、私はあの演技を好きになれません。演技って、演技しているのが分からないように演技するものでしょう?それなのに、北川景子さんの演技は演技していることが丸わかりに思えてなりません。主役をはれるのが不思議です。
予告なしでテスト日程を急に変更して、そんで選抜10人のところを5人に減らしてくるなんて、マジで藍井先生が怖すぎる。あの人の指導で本当に試験合格が約束されているならまだしも、絶対とは言いきれないじゃん。いちいち癪に障るような物言いしかできないのも無理だわ。山田裕貴にはああいう役やって欲しくなったな。全部観たわけじゃないからアレだけど、ムードメーカーで周りを明るくしてくれる、そんな役のイメージが強かったんだよ。
今までは学生たちの勉強や家庭などで悩む様子を、一緒に考えて行く気持ちで観れるのが気に入っています。そんな彼らを明るく指導していく柊木と、いつも気だるそうにクールに応対する仁とのやりとりも面白く観ていました。でも後半に来て、柊木の過去の裁判に関わった人物が嫌がらせをしている事が分かって、その人との対峙は色々と考えさせられるシーンとなり、その後の進展も衝撃的でどんどん重い展開にもう目が離せません。彼女はどう自分の気持ちと折り合いをつけるのかとても気になります。
少しずつ仲間意識の芽生えてきた生徒5人。真中の家に集まって飲むくらい親しくなった男子たちがいい感じです。生徒たちだけでなく、癖の強い藍井も頑なな面が崩れ、ずいぶん丸くなったように感じます。柊木を付け回していたクロウの正体が判明した6話。過去に裁判で関わった津山だと分かったものの、その恨みの深さにはたじろぎます。そしてその死にも。人を裁く裁判の難しさ怖さを思い知ります。そしていよいよ近づく司法試験。必死に勉強する生徒たちが笑顔になれる結末であることを願います。
高橋文哉君目当てですが、やっぱり北川景子さんは目の保養。どんな表情もお美しい。学生に対しての向き合い方がいつも丁寧で温かな雫先生。始めはいちいち細やかで丁寧な雫先生の指導に、試験まで時間のない学生たちが反発心しかなかったけれど、1人の人間として法に人に向き合ってきた過去も現在が学生たちに徐々に伝わってきて、それ以来、雫先生を信頼し頼るようになっていくのがこれまでの見所でした。次週からはやはり、学生や雫先生に嫌がらせしていた犯人、津山が逮捕されその後亡くなった。それが、どう形を変えて何が見えてくるのか。
めちゃめちゃ衝撃の結末を迎えた9話。暴走していく風見を止めようとして藍井が刺されてしまうなんて…妹が犯罪被害者で社会復帰が出来なくなってしまったことに端を発して、風見は犯罪者を憎んでいましたが、まさかここまでするとは…。そして柊木を恨んでいた津山の死にも疑惑が持ち上がって、もしかしたらここにも風見が関係しているのでは…という恐ろしい展開に…。風見を演じている尾上松也さんは、ちょっと前には「法律何それ?」というハングレのボスを演じていましたが、この変わり身の早さが素晴らしいですね。見た目だけでなく、顔そのものが全く違う!どうか、彼(風見)にも、救いの残されたラストになりますように。
高橋文哉くん、なんであんなに上から目線でずっと嫌な奴なのか不思議で仕方がなかったけれど、ようやくその理由がわかってモヤモヤが晴れました。周りからの期待とか地味にプレッシャーになりますもんね。その期待に応えようとして努力を惜しまないのもすごい話だなって尊敬しちゃいます。これまでいけ好かない野郎としてしか見えなかったけれど、だいぶ印象が変わりました。正義の心がある彼のことを応援したいと思えるくらいには好きになれたと思います。
ピリピリしているシーンとかで前田旺志郎さんが出てくると一気に場が和むから好きだな。ムードメーカーって言うのかな。あの子がいなかったらギクシャクしたまんまで終わってた可能性ありそうだよね。検事を志すきっかけとなったエピソードは意外と幼稚だったけれど、きっかけなんて案外みんなそんなもんなのかもしれないね。単純だからこそ追い続けられる夢って少なからずあるんじゃないかな。あの子ならきっと叶えられると思う。
声優:宮野真守が基本的には好きだったのだけど、今では俳優:宮野真守のことも大好きになってしまった。先週の放送でさらに好きになったと思う。ファンとしてはむしろ安心してしまう顔のうるささもありつつ、喋りのトーンとか所作とかが完全にイケメンのそれで夢中で見入ってしまうんだよね。声優が出しゃばってくんなとか言う人もいると思うし、あながち間違ってもいないから複雑なところではある。私的には演技が上手ければ構わないんだけどね。
裁判官が抱える問題、裁判官の責任の重さをドラマを通して知ることができました。裁判官って、頭いい人が資料などを元に判断しただ下しているという漠然としたイメージしかなかったが、今回ドラマを観て難しさを学びました。北川景子さん演じる主人公のような裁判官がいたらいいなと思いました。 また、ロースクールの学生達一人ひとりが抱えている不安や問題も、どう解決していくのか気になりながら観ています。全員受かるといいな。