あらすじ
エピソード
口コミ・感想
今までの大河ドラマとは少し違った雰囲気のある作品だと思いました。 特に映像が映画のようで、ぼかしを取り入れているのか、ファンタジーのような感じさえしました。 1万円札となる渋沢栄一氏の生涯を描いた作品なので、このドラマを観ること、より1万円札が身近に感じられるようになると思います。 幕末からのスタートですが、渋沢栄一から見た日本の姿をじっくりと観て行こうと思っています。
序盤から徳川家康が自己紹介して、大河紀行のようなことをしたのは正直笑ってしまいました。一風変わった大河ドラマですが、初回のつかみとしては良かったんじゃないかと思います。大森美香さんの脚本だからか、朝ドラ「あさが来た」のキャストが多く、「あさが来た」にも渋沢栄一出ていましたし、あささんも終盤辺りに出てこないかなと期待してしまいます。
冒頭に徳川家康が登場したのはすこし驚きました。なぜ家康なのかあまりしっくりきませんでした。渋沢栄一を演じる吉沢亮さんの爽やかさがとても良かったです。草なぎ剛演じる徳川慶喜のオーラも光っていましたね。子役の子もすごくかわいいです。幼い頃から生き生きとしているところが伝わってきました。これから日本が変わっていくんだというワクワクする感じが満ち溢れている気がします。これからの展開がとても楽しみです。
ドラマ冒頭では、「渋沢栄一でございます」と連呼する吉沢亮の端正な顔のアップらから始まり、インパクト大でした。その後、少年時代の栄一へと時は遡りますが、少年役の男の子は、甲高い声でだだをこねたり、興味のあることには物おじせず納得するまで質問しまくる姿は、後の大成を知っているだけにとても興味深かったです。久々に早く続きをみたいと思う大河が始まりました。
幕末の動乱を庶民の渋沢栄一と武士のてっぺんの徳川慶喜の両方から描いたのが良かった。 それにより、渋沢栄一がどのような生い立ちで人格が作られていったのか、その時、歴史はどう動いていたのか、そしてその2つが交わった瞬間からの物語のパワーがすごく、のめり込んで見ました。 そして、いよいよ明治時代に突入して、後世に語り継がれる渋沢栄一の功績が描かれますが、これまでの流れが伏線としてドラマを支えているため、とかく明治時代は退屈になりがちですが、今作は流れが切れてなくて、とても面白いです。 また、明治新政府が徳川幕府に比べて先進的だという描かれ方をせず、泥臭く成長していき、それを支える栄一たち経済人という視点が残心で、とても面白いです。 いよいよ物語は、クライマックスですので、毎週楽しみです!